ssh-agent を使用している場合は、ssh-agent を起動に使用したセッションからこの作業を行います。
アップストリームマシンで、ダウンストリームマシンへの接続をテストします。
アップストリームマシンのすぐ隣りのダウンストリームマシンをテストするには、次のコマンドを使用します。
# ssh target-IPaddress ls -l |
target-IPaddress には、テストするダウンストリームマシンのうちもっとも遠くのマシンの IP アドレスを指定します。
ssh-agent を使用している場合に、ssh-agent を実行しているマシンのすぐ隣りではないダウンストリームマシンをテストするには、次のコマンドを使用します。
# ssh -A target-IPadress-parentmachine ssh -A target-IPadress-parentmachine ssh -A target-IPaddress ls -l |
# ssh -A ssh -A target-machine-n-IPaddress ssh -A target-machine-2-IPaddress ssh -A target-machine-1-IPaddress ssh -A target-IPaddress ls -l |
target-machine-n-IPaddress には、テストするマシンのアップストリームローカルディストリビュータマシンの IP アドレスを順に指定します。たとえば、1 はテストするマシンに最も近いマシン、n はマスターサーバーの直前のマシンです。target-IPaddress には、テストするダウンストリームマシンのうちもっとも遠くのマシンの IP アドレスを指定します。
target-IPadress-parentmachine には、接続をテストするアップストリームマシンとダウンストリームマシンの中間にあるマシンの IP アドレスを指定します。
情報の入力を求めるプロンプトが表示されたら必要情報を入力し、テストをもう一度行います。
情報の入力を求めるプロンプトが表示されない場合は、次の手順に進みます。
priority="debug" という指定でログを記録するため、アップストリームマシンの logger_config.xml ファイルの <root> セクションの前に次の行を挿入します。
<category name="SSH.STDERR"> <priority value="debug" /> </category> <category name="com.raplix.rolloutexpress.net.transport.SshClientConnectionHandler"> <priority value="debug" /> </category> |
アップストリームマシンがログファイルの更新を読み取り終わるまで待ちます。
手順 1 で使用したコマンドを使って、再度接続をテストします。
コマンド行および SSH.STDERR ログファイルに出力されたログを確認します。ログファイルに出力された問題を修正し、再度テストを行います。
ダウンストリームアプリケーションの起動に使用した SSH コマンドについてアップストリームマシンに出力されたアプリケーションログと、SSH コマンドの stderr 出力を確認します。ログメッセージに示された問題を修正し、再度テストを行います。
ログファイルに問題が現れていない場合は、アップストリームマシンはダウンストリームマシンに正常に接続している可能性がありますが、アプリケーションは正常に起動していません。次の手順に進みます。
ROX ログファイルをチェックし、ダウンストリームマシン上でアプリケーションの起動時にエラーが発生していないか確認します。
Solaris OS システムでは、/var/tmp/ROX appnumbers.log ファイルを確認します。
ほかのすべてのシステムでは、/tmp/ROX appnumbers.log ファイルを確認します。
app には、テストするダウンストリームマシン上のアプリケーションを指定します。リモートエージェントには Agent、ローカルディストリビュータには Dist、CLI Client には Proxy を指定してください。numbers には、ファイル名の一部としてランダムに生成された数値を指定します。
ログファイル内で見つかったエラーを修正します。