ファイルからコマンドにデータを渡すには、ファイル名に接頭辞 file: を追加して、ファイルを特定します。
たとえば、セッション ID が格納されているファイルがあり、このファイルを使って hdb.h.la コマンドを認証する場合は、コマンドへの入力としてこのファイルを使用します。
cr_cli -cmd hdb.h.la -s file:session |
セッション ID がファイルに格納されていない場合は、接頭辞 ser: を使用することで、serialized バージョンのセッションオブジェクトを直接別のコマンドに渡せます。次の例では、udb.login コマンドと引数 -o serialized を使用して取得された serialized セッションオブジェクトを、sessionStr で使用できます。
cr_cli -cmd hdb.h.la -s ser:sessionStr |