Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

出力のファイルへのリダイレクト

コマンド出力をファイルにリダイレクトする場合は、-of 引数を使用するか、シェルリダイレクトを使用します。-of 引数は、ファイルの完全パスを引数として取ります。

たとえば、次のコマンドは、出力を hostFile ファイルに書き込みます。-of 引数は -cmd で指定されたコマンドの直後に指定する必要があります。


cr_cli -cmd hdb.h.add -of hostFile -u user-name
-p password -name myhost -tID NM:system#crhost

コマンドの実行後、hostFile には、出力が detail 書式 (hdb.h.add コマンドのデフォルト出力書式) で追加されます。

出力をファイルにリダイレクトするもうひとつの例としては、格納済みのセッション ID を使用してコマンドを認証する場合があります。まずセッション ID の RPC 直列化表現を session という名前のファイルに保存します。この出力をファイルにリダイレクトするには、次のどちらかの方法を使用します。

セッション ID をファイルに格納してあれば、このファイルを別のコマンドへの入力として使用できます。詳細については、「ファイルからの入力の読み取り」を参照してください。