プロビジョニングシステムでは、4 種類のログファイルを使用して、システム情報を取得します。
マスターサーバーのログファイル (N1SPS-MasterServer-home/server/bin/cr_server.out)
リモートエージェントのログファイル (N1SPS-RemoteAgent-home/agent/bin/cr_agent.out)
ローカルディストリビュータのログファイル (N1SPS-LocalDistributor-home/ld/bin/cr_ld.out)
CLI ログファイル。内容は画面に表示されます。CLI ログ情報は、logger_config.xml ファイルを構成することでファイルに出力できます。
SSH 接続を使用してリモートエージェント (RA) とローカルディストリビュータ (LD) が起動された場合は、ログファイル cr_agent.out と and cr_ld.out が作成されません。その代わりに、SSH アプリケーションによって、ログファイル ROXAgent<PID>.log と ROXLd<PID>.log が作成されます。この場合の PID はプロセス ID です。このログファイルは、/var/tmp (Solaris システム) および /tmp/ (その他のシステム) に作成されます。
リモートエージェントとローカルディストリビュータのログは、物理ホストにログインするか、ブラウザインタフェース を通じて表示できます。
ログファイルに含まれる情報の中には、マスターサーバーの配備エラーのように、画面に表示されるエラーと同じものもあります。ログファイルには、通常、ブラウザインタフェースのエラーメッセージには示されない詳細情報が含まれます。この詳細情報により、より効果的にエラーを問題解決できます。
ブラウザインタフェースを通じてリモートエージェントまたはローカルディストリビュータのログファイルを表示すると便利です。ブラウザインタフェースにログインするだけで、表示対象のリモートエージェントやローカルディストリビュータにログインする必要はありません。