Sun N1 Service Provisioning System ソフトウェアでは、プラグインを拡張できるので、効率よく既存のプラグインに機能を追加し、この新しいプラグインを Sun N1 Service Provisioning System 環境に追加できます。次のような場合に既存のプラグインを拡張できます。
既存のプラグインに含まれない追加のファイルやリソースをプロビジョニングする場合
プラグインで処理するアプリケーションをプロビジョニングするときにステップを追加する場合
既存のプラグインを拡張すると、そのプラグインで使用している XML や Java クラスも拡張されます。ただし、拡張するプラグインが拡張可能である必要があります。プラグインを拡張可能にするには、プラグインの開発時に次の手引きに従います。
ほかのコンポーネントによって拡張可能にするコンポーネントに固有のコンポーネントタイプを作成します。
プラグインの XML で、拡張可能にするプラグイン変数の access 属性の値を public に設定します。
プラグインの XML で、拡張可能にするプラグインの制御ステップの modifer 属性を protected に設定します。
プラグインの拡張方法については、第 3 章「アプリケーション固有のプラグインの拡張」を参照してください。