データベース最適化を定期的に実行しないと、パフォーマンスが低下します。
対処方法: データベース最適化タスクを手動でスケジューリングしてください。
これは、2 段階からなる作業です。
マスターサーバー上で次の作業を行います。
データベース最適化スクリプトの作成
マスターサーバーのインストール先の server\bin\ ディレクトリに、file_name.cmd という名前で新しい Windows コマンドファイルを作成します。この file_name.cmd ファイルに次のテキストをコピーします。
REM No changes need to be made to the script after this line cd %SPS_MS_DIR%\bin ..\cygwin\bin\bash.exe roxdbcmd vacuumdb -d rox |
スケジューリング
「Start」⇒「Settings」⇒「Control Panel」⇒「Scheduled Tasks」を選択します。
「Scheduled Tasks」フォルダ内の「Add Scheduled Task」をダブルクリックして、「Task Scheduler」ウィザードを起動します。「Next」をクリックします。
「Browse」をクリックし、「Select Program To Schedule」ダイアログボックスを開きます。optimizedb.cmd ファイルに移動します。
タスクの実行回数を選択します。
タスクは毎日実行することを推奨します。以降の画面でのオプションは、選択内容によって異なります。以下の手順では、日単位オプションが選択されたことを前提にしています。
タスクの実行時刻を入力します。「Next」をクリックします。
データベース最適化タスクは、システムが使用されていないときに実行することを推奨します。それに応じてスケジューリング時刻を選択します。
このタスクに関連付けるユーザーの名前とパスワードを入力します。「Next」をクリックします。
プログラムを実行するための十分なアクセス権を持つユーザーを選択していることを確認します。デフォルトでは、現在ログオンしているユーザー名が選択されます。
「Finish」をクリックします。
これで、タスクがスケジューリングされます。
タスクのスケジューリングが正しく行われたかどうかを確認するするために、「Start」⇒「Settings」⇒「Control Panel」⇒「Scheduled Tasks」選択し、「Task Exit Status Code」をチェックすることを推奨します。正しく実行されたタスクは、コード 0x0 で示されます。
終了ステータスコードを確認する前に、スケジューリングしたタスクの実行は完了しているべきです。
Windows のタスクスケジューリングオプションについては、http://www.microsoft.com/technet/scriptcenter/guide/sas_man_lpja.mspxを参照してください。
タスクを削除するには、タスクを選択して Delete キーを押します。
スケジューリングオプションを変更するには、タスクを右クリックし、「Properties」を選択して、必要な変更を行います。