「WebLogic 9 Common Tasks」ページを起点として、WebLogic サーバーおよびクラスタの作成と管理を行います。
アプリケーションをホストする管理対象サーバーを設定する前に、ドメインおよび管理サーバーを作成する必要があります。ドメインは、管理サーバーにより管理される一連の WebLogic サーバーです。ドメインに関するすべての情報は、管理サーバー上に格納される構成ファイルに含まれています。
AdminServer コンポーネントをインストールすることによって新しいドメインを作成する場合は、次の作業も行います。
ドメインの構成。
Admin Server の仮想ホストの作成。この作業は、プランの実行時に実行されます。
この手順で新しいドメインを作成したり、また「markOnly」オプションを選択することでプロビジョニングシステム内で既存のドメインを登録することもできます。
本書では、AdminServer と管理サーバーという類似した用語を使用します。事前にパッケージされた Sun N1 Service Provisioning System WebLogic 9 コンポーネントは、AdminServer コンポーネントと呼ばれます。AdminServer はプロビジョニングシステムコンポーネントを表し、管理サーバーは WebLogic 9 環境上で動作するインストール済みアプリケーションを表します。
WebLogic 9 ドメインを作成するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
WebLogic セッション変数 WL_DEFAULT_USER および WL_DEFAULT_PASSWORD が設定されていることを確認します。
WebLogic セッション変数は、長さが 7 文字である必要があります。WL_DEFAULT_PASSWORD 変数には数字を含めなければなりません。
セッション変数の詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プランとコンポーネントの開発者ガイド』の第 5 章「セッション変数」を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 9」をクリックします。
「Domain Management: Create」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
「Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する AdminServer コンポーネントの変数設定を選択します。
このコンポーネントに対して変数設定が指定されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定が使用できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
変数設定の新しいセットを作成するには、「Create Set」を選択します。
次のリストに、AdminServer コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。
ポート値を指定するこれらの変数では、weblogicUser 変数の値が root でない場合、使用可能なポートを指定してください。
必須。WebLogic のドメイン名です。
必須。管理サーバーが SSL 以外の通信で待機するデフォルトの TCP ポート (1024 から 65534) 。デフォルト値は 7001 です。
管理サーバーが SSL 通信で待機するデフォルトの TCP ポート (1024 から 65534) 。デフォルト値は 7002 です。
管理サーバーがすべての接続に使用するデフォルトの TCP ポート (1 から 65534)。この変数を設定すると、これ以外のポートはすべて使用できなくなります。デフォルト値は 9002 です。
administrationPort 変数で指定したドメインの広域管理ポートを有効にします。この値を true に設定すると、administrationPort 変数で指定したポートで管理サーバーが通信を待機します。
この値を true に設定する場合は、secureConnect 値を true に設定します。すべての通信トラフィックでこのポートが使用されます。
デフォルト値は false です。
必須。使用する JMX 呼び出しおよび管理対象サーバー用のデフォルトのポート。 この値は、:[adminListenPort]、:[adminSslListenPort]、または :[administrationPort] のいずれかです。デフォルト値は、:[adminSslListenPort] です。
この変数を :[adminSslListenPort] に設定する場合は、secureConnect 変数を true に設定してください。この変数を :[administrationPort] に設定する場合は、secureConnect 変数および enableAdministrationPort 変数の両方を true に設定してください。
ドメインが作成される前に、ポートが使用可能であることを確認する検査が実行されます。
任意。True に設定すると、adminPort 変数で指定されたポートは接続に SSL を使用します。 adminSslListenPort 変数または administrationPort 変数を使用している場合は、この値を true に設定してください。
必須。この変数は、管理対象サーバーを稼働モードで実行するかどうかを決定します。稼働モードのデフォルト値は false です。この変数は、true または false に設定できます。
更新される頻度が少ない変数には、次のような構成変数が含まれます。
必須。ドメイン管理コンソールをホストする管理対象サーバーの名前。デフォルト値は、AdminServer です。markOnly インストールを実行している場合は、この変数を、WebLogic インストール中に使用されるサーバー名に設定します。
必須。管理対象サーバーが管理サーバーに接続するために使用するホスト名または IP アドレス。デフォルト値は、管理サーバーが常駐しているリモートエージェントのホスト名です。
secureConnect を使用している場合は、SSL ホスト名の検証のために、この値をマシンのノード名に変更する必要がある場合があります。
必須。この変数は、ドメインの仮想ホストの名前になります。代入変数は、ホスト名とドメイン名の値に基づきます。この変数の形式は、:[target:sys.hostName]_weblogic_admin_ :[domainName] になります。たとえば、sqa-420_weblogic_admin_wls。
ドメインの構成に使用するドメインのテンプレート JAR を指定します。デフォルト値を使用してください。デフォルト値は、 :[wlHomeDir]:[/]common:[/]templates:[/]domains:[/]wls.jarです。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
表の最上部のテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。
WebLogic ドメイン名を変更するには、domainName 行を選択して新しいドメイン名を入力します。
適切な変数のフィールドに、使用するポート番号を指定します。
adminListenPort、adminSslListenPort、または administrationPort フィールドにポート値を指定します。
adminPort 行を選択し、前の手順で設定した変数に適切な代替値を入力します。
この値には、:[adminListenPort]、:[adminSslListenPort]、または :[administrationPort] のいずれかを設定します。
管理サーバーへの接続に、セキュリティー保護された HTTP を使用するように指定するには、secureConnect 行を選択し、テキストフィールドに True と入力します。
adminPort 変数が、:[adminSslListenPort] または :[administrationPort] のいずれかに設定されている場合にこの値を設定します。
WebLogic のインストール先のパスを変更するには、beaHome 行を選択して正しいパスを入力します。
installPath 変数の値は、/opt などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。たとえば、Solaris リモートエージェントでは、installPath 変数を opt に設定し、デフォルトのホームディレクトリ /opt/SUNWn1sps/agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは、/opt/SUNWn1sps/agent/opt/ に配備されます。
必要に応じて、そのほかの定義済み変数の値も修正します。
targetRefName は使用環境に合わせて事前定義されていますが、必要であれば修正できます。targetRefName は、ホスト名の値とドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、:[target:sys.hostName]_admin_:[domainName] になります。
別のコンポーネントの変数設定を使用する場合は、「Import Set From Component」をクリックします。
「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。
必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントがあるフォルダにナビゲートします。
コンポーネントのバージョンを選択します。
コンポーネントのバージョンが異なると、変数設定も異なる可能性があります。現在のコンポーネントおよびインポートする変数設定があるコンポーネントは、必ず共通の変数を共有するようにしてください。変数設定のインポート元のコンポーネントと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Import Variable Settings」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ファイルに保存されているコンポーネント変数設定を使用する場合は、次の手順に従います。
「Import Sets from File」テキストフィールドに、使用する変数設定ファイルへのパスを入力します。
ファイルシステムをブラウズして適切なファイルを探すには、「Browse」ボタンをクリックします。
「Import」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
変数設定のインポート元のファイルと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ターゲットホストを選択します。
WebLogic ソフトウェアをインストールしたときに作成された仮想ホストをターゲットとします。「WebLogic ソフトウェアをインストールする」の手順を参照してください。
ターゲットホストは、com.sun.weblogic9#InstallHS ホストセットのメンバーである必要があります。
プロビジョニングシステム内の既存の WebLogic ドメインを取得する場合は、「markOnly」オプションを選択します。
このコンポーネントに指定する変数値は、必ずインストールされている WebLogic ドメインの構成とすべて一致させてください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
各ドメインで複数の管理対象サーバーを実行し、アプリケーションをホストすることができます。WebLogic 管理対象サーバーは Server コンポーネントによりインストールされ、プロビジョニングシステム内に表示されます。本書全体を通じて、「Server」はプロビジョニングシステムコンポーネントを指しますが、「管理対象サーバー」は WebLogic 9 環境で動作する管理対象サーバーのインストール済みインスタンスを指します。
管理対象サーバーが、システムを遠隔から管理する WebLogic Node Manager プロセスを使用できるようにすることもできます。管理対象サーバーで Node Manager を使用できるようにするには、管理対象サーバーに WebLogic マシン を作成する必要があります。
この手順で新しい管理対象サーバーを作成したり、また「markOnly」オプションを選択することでプロビジョニングシステム内で既存の管理対象サーバーを登録することもできます。
WebLogic 管理対象サーバーを作成する前に、次の条件が満たされている必要があります。
管理対象サーバーを含むドメインが存在する必要がある。
詳細は、「WebLogic 9 ドメインと管理サーバーを作成する」を参照してください。
ドメインの AdminServer が実行中である必要がある。
AdminServer を手動で起動するには、AdminServer の「component Details」ページから startAdminServer コンポーネントプロシージャーを実行します。
WebLogic ソフトウェアが、管理対象サーバーのインストール先ホストにインストールされている必要がある。
「WebLogic ソフトウェアをインストールする」を参照してください。
ユーザーは、コンポーネントを含むフォルダ上に Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要がある。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
(任意) Node Manager で管理対象サーバーを遠隔から管理する場合は、WebLogic マシン を作成する必要がある。そのあと、ドメインに WebLogic マシン を登録し、Node Manager を起動します。
「WebLogic マシン を作成する」 を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 9」をクリックします。
「Application Server Management: Create」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
「Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する ManagedServer コンポーネントの変数設定を選択します。
Server コンポーネントは、WebLogic 9 環境内の管理対象サーバーインスタンスを表します。
このコンポーネントに対して変数設定が指定されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定が使用できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
変数設定の新しいセットを作成するには、「Create Set」を選択します。
次のリストに、ManagedServer コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。
必須。ユーザーが作成する新しい変数設定セットの名前
必須。新しい管理対象サーバーをホストする AdminServer 仮想ホストの名前。この値の形式は、 remoteAgentName_weblogic_admin_ domainName です。
仮想ホストは「Hosts」ページにあります。仮想ホストのタイプは、com.sun.weblogic9#AdminServerHS です。
必須。新しい管理対象サーバーの名前。この名前は、管理対象サーバー仮想ホストを作成するため targetRefName 変数で使用されます。
必須。管理対象サーバーの起動スクリプトの名前。
必須。この変数のデフォルト値は 7010 です。このポートが使用できない場合、プランは失敗し、警告が表示されます。
必須。この変数のデフォルト値は 7020 です。このポートが使用できない場合、プランは失敗し、警告が表示されます。
必須。管理対象サーバーが待機に使用する IP アドレス。
必須。遠隔から管理対象サーバーを管理するために WebLogic マシン を使用するかどうかを指定します (true または false)。デフォルト値は false です。遠隔から管理対象サーバーを管理するために WebLogic マシン を使用している場合は、この値を true に設定します。
管理サーバーとの通信に使用する TCP ポートを指定します。
管理対象サーバーが、管理サーバーと同じシステムで実行されている場合は、管理サーバーが管理ポート用に使用しているポートと衝突しないようにこの変数のデフォルト値を変更します。
この変数の値を変更すると、すべての接続にこのポートが使用され、管理サーバーの administrationPort 変数で指定された値よりも優先します。デフォルト値は 9002 です。
必須。 WebLogic インストールを実行する UNIX ユーザー。このユーザーはインストール先ホストに存在し、beaHome ディレクトリの書き込みアクセス権を有する必要があります。この変数のデフォルト値は、WebLogic ソフトウェアのインストールコンポーネントから取得されます。
必須。この変数は、管理対象サーバーを稼働モードで実行するかどうかを決定します。稼働モードのデフォルト値は false です。この変数は、true または false に設定できます。
必須。管理対象サーバー用に使用されるディレクトリ。
管理対象サーバーの管理に WebLogic マシン を使用している場合は、この値を、Node Manager サーバーのルートディレクトリを示す :[wlHomeDir]:[/]common:[/]nodemanager:[/]:[domainName]:[/]servers:[/]:[targetName] に設定します。
別のコンポーネントの変数設定を使用する場合は、「Import Set From Component」をクリックします。
「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。
必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントがあるフォルダにナビゲートします。
コンポーネントのバージョンを選択します。
コンポーネントのバージョンが異なると、変数設定も異なる可能性があります。現在のコンポーネントおよびインポートする変数設定があるコンポーネントは、必ず共通の変数を共有するようにしてください。変数設定のインポート元のコンポーネントと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Import Variable Settings」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ファイルに保存されているコンポーネント変数設定を使用する場合は、次の手順に従います。
「Import Sets from File」テキストフィールドに、使用する変数設定ファイルへのパスを入力します。
ファイルシステムをブラウズして適切なファイルを探すには、「Browse」ボタンをクリックします。
「Import」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
変数設定のインポート元のファイルと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ターゲットホストまたはターゲットホストセットを選択します。
管理対象サーバーはターゲットとするリモートエージェントに常駐します。
WebLogic ソフトウェアをインストールしたときに作成された仮想ホストをターゲットとします。「WebLogic ソフトウェアをインストールする」の手順を参照してください。
ターゲットホストは、com.sun.weblogic9#InstallHS ホストセットのメンバーである必要があります。
プロビジョニングシステム内で既存の WebLogic 管理対象サーバーをモデル化している場合は、「markOnly」オプションを選択します。
コンポーネントに指定した変数が、必ず既存の管理対象サーバーの値と一致するようにしてください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
次のような理由により、クラスタを作成しなければならない場合があります。
サーバーのフェイルオーバー機能を使用してアプリケーションの可用性を高める
複数のサーバーでアプリケーションをスケーリングすることでスループットを高める
クライアントに対してはクラスタは 1 つの WebLogic 管理対象サーバーインスタンスとして表示されます。クラスタを構成するサーバーインスタンスは、同一マシン上で実行したり、複数のマシンに配置することができます。クラスタ内の各クラスタメンバーは、同じバージョンの WebLogic を実行する必要があります。
この手順で新しいクラスタを作成したり、また「markOnly」オプションを選択することでプロビジョニングシステム内で既存のクラスタを登録することもできます。
WebLogic クラスタを作成する前に、WebLogic ドメインおよび管理サーバーを作成する必要があります。
WebLogic クラスタを作成するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 9」をクリックします。
「Cluster Management: Create」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
「Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する Cluster コンポーネントの変数設定を選択します。
このコンポーネントに対して変数設定が指定されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定が使用できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
変数設定の新しいセットを作成するには、「Create Set」を選択します。
次のリストに、ManagedServer コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。
必須。ユーザーが作成する新しい変数設定セットの名前
必須。新しいクラスタの名前。
任意。この変数には、複数の IP アドレスに対応する DNS ホスト名、またはシングルアドレスホスト名や IP アドレスのコンマ区切りリストを使用できます。この変数には値は必要ありません。
この変数は、クラスタメンバーが相互通信に使用できるアドレスを提供します。
この変数は、クラスタメンバーが相互通信に使用できるポート番号を提供します。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
表の最上部のテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。
新しいクラスタの名前を変更するには、targetName 行を選択して新しい名前を入力します。
クラスタインスタンスのアドレスを指定するには、clusterAddress 行を選択してアドレスを入力します。
この変数には、複数の IP アドレスに対応する DNS ホスト名、またはシングルアドレスホスト名や IP アドレスのコンマ区切りリストを使用できます。この変数には値は必要ありません。
クラスタのマルチキャストアドレスを変更するには、multicastAddress 行を選択して新しいアドレスを入力します。
この変数は、クラスタメンバーが相互通信に使用できるアドレスを提供します。デフォルト値は 237.0.0.1 です。
クラスタのマルチキャストポートを変更するには、multicastPort 行を選択して新しいポート番号を入力します。
この変数は、クラスタメンバーが相互通信に使用できるポート番号を提供します。デフォルト値は 7001 です。
必要に応じて、そのほかの定義済み変数の値も修正します。
installPath は、AdminServer の仮想ホスト名、ドメイン名、およびクラスタ名に基づいて作成されます。
targetRefName は、ホスト名の値とドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、:[target:sys.hostName ]_admin_:[domainName] です。
「Save」をクリックします。
新しい変数設定が表に追加されます。
「Select」をクリックします。
別のコンポーネントの変数設定を使用する場合は、「Import Set From Component」をクリックします。
「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。
必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントがあるフォルダにナビゲートします。
コンポーネントのバージョンを選択します。
コンポーネントのバージョンが異なると、変数設定も異なる可能性があります。現在のコンポーネントおよびインポートする変数設定があるコンポーネントは、必ず共通の変数を共有するようにしてください。変数設定のインポート元のコンポーネントと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Import Variable Settings」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ファイルに保存されているコンポーネント変数設定を使用する場合は、次の手順に従います。
「Import Sets from File」テキストフィールドに、使用する変数設定ファイルへのパスを入力します。
ファイルシステムをブラウズして適切なファイルを探すには、「Browse」ボタンをクリックします。
「Import」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
変数設定のインポート元のファイルと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ターゲットホストを選択します。
Administrative Server にはクラスタのみをインストールできるため、ターゲットホストは AdminServer 仮想ホストです。
プロビジョニングシステム内で既存の WebLogic クラスタを取得している場合は、「markOnly」オプションを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
クラスタノードは、クラスタに割り当てられる管理対象サーバーです。アプリケーションの可用性とスケーラビリティーを高めるために、クラスタメンバーを作成できます。
管理対象サーバーがクラスタに参加すると、現在管理対象サーバーがターゲットであるアプリケーションは引き続きそのサーバーをターゲットとし、アプリケーションの配備状態は保存されます。クラスタメンバーを作成するプランは、自動的に管理対象サーバーを停止し、それをクラスタに追加します。管理対象サーバーが追加されたあと、プランは管理対象サーバーを再起動します。
この手順で新しいクラスタメンバーを作成したり、また「markOnly」オプションを選択することでプロビジョニングシステム内で既存のクラスタメンバーを登録することもできます。
クラスタメンバーを作成する前に、次の条件が満たされている必要があります。
クラスタメンバーに変換する管理対象サーバーが存在する必要がある。
詳細は、「WebLogic 管理対象サーバーを作成する」を参照してください。
ノードの追加先のクラスタが存在する必要がある。
詳細については、「WebLogic クラスタを作成する」を参照してください。
クラスタメンバーを作成するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 9」をクリックします。
「Cluster Member Management: Join」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
クラスタに追加する管理対象サーバーを選択します。
プラン変数 WebLogic Cluster Name に正しいクラスタ名が含まれていることを確認します。
サーバーが再起動されたことを確認する前にプロビジョニングシステムが待機する期間を指定するには、「Seconds to Wait Before Failing Verify Step」フィールドに秒数を入力します。
プロビジョニングシステム内で既存の WebLogic クラスタメンバーを取得している場合は、「markOnly」オプションを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
遠隔からの管理対象サーバーの管理に Node Manager プロセスを使用するように WebLogic マシンを設定できます。管理対象サーバーの制御に Node Manager プロセスを使用するには、WebLogic マシン コンポーネントをインストールしてドメインにマシンを登録する必要があります。
適切なプロシージャーを選択し、 WebLogic マシン を作成します。
管理対象サーバーに Machine コンポーネントをインストールするには、「WebLogic マシン を作成する」 を参照してください。
N1 SPS 環境に既存の WebLogic マシン を組み込むには、「N1 SPS 環境に既存の WebLogic マシン を組み込む」を参照してください。
この手順は、WebLogic マシン コンポーネントをインストールし、Node Manager プロセスを起動する方法を説明しています。
N1 SPS 環境に既存の WebLogic マシン を組み込む場合は、「N1 SPS 環境に既存の WebLogic マシン を組み込む」を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 9」をクリックします。
「WebLogic Machine Installation: Install」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
「Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する Machine コンポーネントの変数設定を選択します。
Machine コンポーネントは、WebLogic 9 環境内のマシンインスタンスを表します。
このコンポーネントに対して変数設定が指定されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定が使用できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
変数設定の新しいセットを作成するには、「Create Set」を選択します。
次のリストに、Machine コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。
必須。ユーザーが作成する新しい変数設定セットの名前
必須。ドメインの Node Manager マシンの名前を指定します。デフォルト値は、ターゲットホストのホスト名です。
必須。Node Manager が通信の待機に使用するポートを指定します。デフォルト値は 5556 です。
必須。Node Manager が待機に使用する IP アドレスを指定します。デフォルト値は、リモートエージェントの IP アドレスです。
必須。作成するマシンタイプを指定します (true、false)。デフォルト値は true です。
必須。Node Manager を実行する UNIX ユーザーです。このユーザーはインストール先ホストに存在し、beaHome ディレクトリの書き込みアクセス権を有する必要があります。デフォルト値は、installall コンポーネント用に設定される weblogicUser 変数の値です。
必須。WebLogic ソフトウェアインストールの場所を指定します。この変数は変更しないでください。
必須。マシンの一意のインストールパスを指定します。この変数は変更しないでください。
別のコンポーネントの変数設定を使用する場合は、「Import Set From Component」をクリックします。
「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。
必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントがあるフォルダにナビゲートします。
コンポーネントのバージョンを選択します。
コンポーネントのバージョンが異なると、変数設定も異なる可能性があります。現在のコンポーネントおよびインポートする変数設定があるコンポーネントは、必ず共通の変数を共有するようにしてください。変数設定のインポート元のコンポーネントと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Import Variable Settings」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ファイルに保存されているコンポーネント変数設定を使用する場合は、次の手順に従います。
「Import Sets from File」テキストフィールドに、使用する変数設定ファイルへのパスを入力します。
ファイルシステムをブラウズして適切なファイルを探すには、「Browse」ボタンをクリックします。
「Import」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
変数設定のインポート元のファイルと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ターゲットホストまたはターゲットホストセットを選択します。
WebLogic マシン はターゲットとするリモートエージェントに常駐します。
ターゲットホストは、com.sun.weblogic#InstallHS ホストセットのメンバーである必要があります。
WebLogic ソフトウェアをインストールしたときに作成された仮想ホストをターゲットとします。「WebLogic ソフトウェアをインストールする」の手順を参照してください。
インストールのあとで Node Manager を起動する場合は、「Start Node Manager」チェックボックスがチェックされていることを確認します。
(省略可能) インストール中に WebLogic Server Scripting Tool (WLST) に Java の引数を渡す場合は、「Java Arguments Used for weblogic.WLST」フィールドに引数を入力します。
管理サーバーのポートで SSL を使用していて、証明書の提示が必要な場合は、WSLT の使用が必要となる場合があります。
WLST を使用して管理タスクと構成変更を行う方法の詳細は、BEA の WebLogic Server の Using the WebLogic Server Scripting Tool を参照してください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
プロビジョニングソフトウェア によって WebLogic マシン が作成されます。
WebLogic マシン が作成されたことを確認します。
WebLogic ドメインに、WebLogic マシン を登録します。手順については、「ドメインに WebLogic マシン を登録する」を参照してください。
管理対象サーバーの管理に WebLogic マシン を使用するには、管理対象サーバーに Node Manager を使用する指示を行う必要があります。「WebLogic 管理対象サーバーを作成する」を参照してください。
この手順は、プロビジョニングシステムに既存の WebLogic マシン を組み込む方法を説明しています。
新しい WebLogic マシン を作成する場合は、「WebLogic マシン を作成する」 を参照してください。
「ブラウザインタフェース」の「Application Deployments」セクションで、「Components」をクリックします。
「Components」ページが表示されます。
必要に応じて、「Change Folder」リンクをクリックして com/sun/weblogic9 フォルダにナビゲートします。
「Components」列で、「Machine」をクリックします。
「Components Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」表で、「install: markOnly」行の「Run」リンクをクリックします。
「Plans Details Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する Machine コンポーネントの変数設定を選択します。
Machine コンポーネントは、WebLogic 9 環境内のマシンインスタンスを表します。
このコンポーネントに対して変数設定が指定されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定が使用できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
変数設定の新しいセットを作成するには、「Create Set」を選択します。
次のリストに、Machine コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。
必須。ユーザーが作成する新しい変数設定セットの名前
必須。ドメインの Node Manager マシンの名前を指定します。デフォルト値は、ターゲットホストのホスト名です。
必須。Node Manager が通信の待機に使用するポートを指定します。デフォルト値は 5556 です。
必須。Node Manager が待機に使用する IP アドレスを指定します。
必須。作成するマシンタイプを指定します (true、false)。デフォルト値は true です。
必須。Node Manager を実行する UNIX ユーザーです。このユーザーはインストール先ホストに存在し、beaHome ディレクトリの書き込みアクセス権を有する必要があります。
必須。WebLogic ソフトウェアインストールの場所を指定します。
必須。マシンの一意のインストールパスを指定します。
別のコンポーネントの変数設定を使用する場合は、「Import Set From Component」をクリックします。
「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。
必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントがあるフォルダにナビゲートします。
コンポーネントのバージョンを選択します。
コンポーネントのバージョンが異なると、変数設定も異なる可能性があります。現在のコンポーネントおよびインポートする変数設定があるコンポーネントは、必ず共通の変数を共有するようにしてください。変数設定のインポート元のコンポーネントと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Import Variable Settings」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ファイルに保存されているコンポーネント変数設定を使用する場合は、次の手順に従います。
「Import Sets from File」テキストフィールドに、使用する変数設定ファイルへのパスを入力します。
ファイルシステムをブラウズして適切なファイルを探すには、「Browse」ボタンをクリックします。
「Import」をクリックします。
変数設定がインポートされ、表形式で表示されます。
変数設定のインポート元のファイルと、プランで使用するコンポーネントの間で共通に使用している変数が存在しない場合、変数設定はインポートされません。
「Plan Details Run」ページの「Variable Settings」ドロップダウンリストから、インポートした変数設定を選択し、「Select」をクリックします。
ターゲットホストまたはターゲットホストセットを選択します。
WebLogic マシン はターゲットとするリモートエージェントに常駐します。
ターゲットホストは、com.sun.weblogic#InstallHS ホストセットのメンバーである必要があります。
WebLogic ソフトウェアをインストールしたときに作成された仮想ホストをターゲットとします。「WebLogic ソフトウェアをインストールする」の手順を参照してください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
プロビジョニングソフトウェア によって WebLogic マシン が作成されます。
WebLogic マシン が作成されたことを確認します。
WebLogic ドメインに、WebLogic マシン を登録します。手順については、「ドメインに WebLogic マシン を登録する」を参照してください。
管理対象サーバーの管理に WebLogic マシン を使用するには、管理対象サーバーに Node Manager を使用する指示を行う必要があります。「WebLogic 管理対象サーバーを作成する」を参照してください。
WebLogic マシン の作成後は、WebLogic ドメインにマシンを登録する必要があります。この手順は、ドメインに WebLogic マシン を登録する方法を説明しています。
WebLogic マシン を登録する前に、WebLogic ドメインを作成してください。詳細については、「WebLogic 9 ドメインと管理サーバーを作成する」を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic 9」をクリックします。
「WebLogic Machine Installation: Enroll」リンクをクリックします。
「Plans Details Run」ページが表示されます。
「Current Installations」リストから、登録する WebLogic マシン を選択します。
「Run Selected Installations」リンクをクリックします。
「Plans Details Run」ページが再表示され、プランのパラメータとオプションが表示されます。
「Logical Host for Domain Admin Server」フィールドに管理サーバーの論理ホスト名を入力します。
「Java Arguments Used for weblogic.WLST」フィールドで、WebLogic Scripting Tool (WLST) で使用する適切なオプションをすべて入力します。
管理サーバーで SSL を使用している場合は、SSL 証明書を提示するために次のオプションを指定します。これらの引数は、空白文字で区切り、1 行で指定してください。
-Dweblogic.security.SSL.ignoreHostnameVerification=true -Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust |
使用する環境に適した追加のオプションまたは制限をすべて指定します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。