プラグインをインポートしたあとで、次の手順に従います。
これらの手順は、SAP プラグインをインポートする前に実行するようにしてください。
ReadMe.txt ファイルを読んで、すべての構成作業が完了していることを確認します。
セッション変数を作成します。
これらの変数は、SAP AC 環境で SAP インスタンスを管理するとき、および LDAP で SAP ユーザーまたは論理ホストを作成するときに使用されます。
SAP_DEFAULT_AC_ADMIN_PASSWORD
SAP_DEFAULT_AC_ADMIN_USER
SAP_DEFAULT_AC_PORT
SAP_DEFAULT_AC_SERVER
AUTHENTICATE_ACC_SERVER_CERT
セッション変数の詳細については、「セッション変数を作成する」を参照してください。
その親としてのマスターサーバーとともに、仮想ホストを作成します。
これは、SPS CLI を実行する目的で作成されます。
仮想ホストの cliHost が存在し、そのホストタイプが com.sun.was#cliHT の場合は、ほかに cliHost を作成しないでください。
詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の「仮想ホスト」を参照してください。
/SPS–INSTALL–PATH//server/config/config.properties ファイルに、次の行を追加します。
config.allowSessionIDOnHosts=masterserver pe.defaultPlanTimeout=6000 pe.nonPlanExecNativeTimeout=2400 |
config.allowSessionIDOnHosts 行は、プラグインに、 Sun N1 Service Provisioning System のリモートエージェントまたは CLI インタフェースを通して、マスターサーバーと通信させるためのものです。
pe.defaultPlanTimeout 行は秒数です。デフォルトプランの値を 30 分 (1800 秒) よりも大きくする必要がある場合は、この行を追加します。
pe.nonPlanExecNativeTimeout 行は、秒数です。この行は、execNative タイムアウトの時間を増やす必要がある場合に追加します。
config.properties ファイルは、SPS–INSTALL–PATH/server/config ディレクトリにあります。
config.properties ファイルに変更を加えたら、マスターサーバーを再起動します。
この手順は、作成するそれぞれのセッション変数ごとに繰り返し行います。
セッション変数は、SAP AC 環境にあって、このプラグインを使用してコンポーネントを管理する場合にのみ設定する必要があります。