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Sun N1 Service Provisioning System 5.2.1 リリースノート

第 2 章 Sun N1 Service Provisioning System 5.2 リリースに関する最新情報

この章では、2006 年 5 月の Sun N1 Service Provisioning System 5.2.1 リリースに関する最新情報について説明します。

Sun N1 Service Provisioning System 5.2.1 ソフトウェア

Sun N1 Service Provisioning System 5.2.1 ソフトウェアには、次のバグと問題点があります。

Sun N1 Advanced Architecture のグラフィカルユーザーインタフェースでリソースグループを一覧表示するときに例外がスローされる

N1 Advance Architecture (N1AA) のグラフィカルユーザーインタフェースで「Resource Groups」リンクをクリックすると処理に失敗し、次の例外がスローされます。


Application Error
com.iplanet.jato.NavigationException: Exception encountered 
during forward
Root cause = [java.lang.NoSuchMethodError: com.sun.n1.sps.model.
install.InstalledComponentBean.getGeneratedVariableSettings
()Lcom/sun/n1/sps/model/component/GeneratedVariableSettings;]

このエラーは、Solaris 9 と Solaris 10 の各オペレーティングシステムを実行しているシステムで発生します。

対処方法: 次の手順に従ってください。

  1. 次のパッチをダウンロードし、マスターサーバーと CLI クライアントに適用します。

    これらのパッチは http://sunsolve.sun.com で入手できます。

    システム 

    オペレーティングシステム 

    パッチ ID 

    マスターサーバー 

    SPARC システム版 Solaris OS 

    122989–01 

    x86 システム版 Solaris OS 

    122990–01 

    CLUI 

    SPARC システム版 Solaris OS 

    122991–01 

    x86 システム版 Solaris OS 

    122992–02 

  2. Sun Java Web Console を停止します。


    # /usr/sbin/smcwebserver stop

  3. N1AA アプリケーションの登録を解除します。


    # /usr/sbin/smreg remove -a com.sun.web.admin.n1aa_2.2.4

  4. N1AA アプリケーションを登録します。


    # /usr/sbin/smreg add -a /usr/share/webconsole/n1aa

  5. Sun Java Web Console を起動します。


    # /usr/sbin/smcwebserver start

ローカルディストリビュータとリモートエージェントをアップグレードしようとするとエラーメッセージが表示される

「host」>「details」>「edit」ウィンドウでホストを編集しているときに、「include remote agent on this physical host」オプションまたは「include local distributor on this physical host」オプションを選択してから「update or prepare host with most recent system updates or services」オプションを選択すると、次のようなエラーが表示されます。


Unable to find upgrade packages to upgrade "Remote agent" on host 
"masterserver" from version "5.2" to "5.2.1". (042018)

対処方法: このエラーを防ぐには、ホストの編集時に「update or prepare host with most recent system updates or services」オプションを選択しないでください。リモートエージェントまたはローカルディストリビュータを追加したら、「Hosts」ウィンドウの「Prepare Host」リンクを使用してシステムサービスを更新します。

Sun Java Enterprise System Web Server 7.0 プラグインのサポート

5.2.1 リリースには Sun Java Enterprise System Web Server 7.0 プラグインが含まれます。このプラグインは、Sun N1 SPS 5.2.1 製品メディアの次のパッケージに入っています。

Sun N1 SPS 5.2.1 リリース時点では、Sun Java Enterprise System Web Server 7.0 ソフトウェアはまだリリースされていません。プラグインは N1 SPS 5.2.1 リリースに含まれますが、このプラグインは Sun Java Enterprise System Web Server 7.0 ソフトウェアとの適合性がまだ完全に確認されておらず、Web Server 7.0 ソフトウェアのリリースまでサポートされません。

Sun JES Web Server 7.0 プラグインのマニュアルは、Sun JES Web Server 7.0 ソフトウェアのリリース後に http://docs.sun.com/app/docs/coll/1502.1 で公開されます。

Sun Java Enterprise System Application Server 8.2 ソフトウェアのプラグインサポート

Sun N1 Service Provisioning System 5.2 と 5.2.1 の各リリースには Sun Java Enterprise System Application Server プラグインが含まれます。このプラグインは、Sun N1 SPS 5.2.1 製品メディアの次のパッケージに入っています。

Sun N1 SPS 5.2.1 のりリーズ時点では、このプラグインでは、Sun Java Enterprise System Application 8.1 ソフトウェアのファイルベースの配備がサポートされています。リソース時点では、Sun Java Enterprise System Application Server8.2 ソフトウェアはまだリリースされておらず、プラグインは Sun Java Enterprise System Application Server 8.2 ソフトウェアとの適合性がまだ完全に確認されていません。Sun Java Enterprise System Application Server 8.2 ソフトウェアおよび Sun Java Enterprise System Application 8.1 ソフトウェアのパッケージベースの配備は、アプリケーションサーバーのソフトウェアがリリースされるまでサポートされません。

Sun JES Application Server プラグインのマニュアルは、Sun JES Application Server 8.2 ソフトウェアのリリース後に http://docs.sun.com/coll/1502.1 で公開されます。