Java Desktop System 2003 インストールガイド

カスタムパーティションテーブルの作成

構成プログラムが推奨したパーティションテーブルが Java Desktop System インストールの要件に合わない場合、カスタムパーティションテーブルを作成する必要があります。

次の手順は、カスタムパーティションテーブルの作成方法の概要を示します。


注 –

この手順を実行すると、既存の Windows パーティションを上書きします。保存する必要があるファイルはバックアップしてください。


  1. 「Installation Settings」ダイアログから、「Partitioning」を選択し、「Create custom partition」オプションを選択し、それから「次へ」をクリックします。

  2. 「Custom partitioning, for experts」オプションを選択し、次に「次へ」をクリックして「Expert Partitioner」ダイアログを表示します。

  3. アプリケーションをインストールするディスクを指すデバイス、たとえば /dev/hda を選択し、そして 「Delete」をクリックしてそのディスク上のすべてのパーティションを削除します。

  4. 「Create」をクリックして、新しいパーティションを作成し、「Primary」オプションを選択します。

  5. ポップアップウィンドウで、「Start Cylinder」を 0 に、「End Cylinder」を + 5G バイトに、「Mount Point」を / に設定します。

  6. 「Create」をクリックして、新しいパーティションを作成し、「Extended」オプションを選択します。

    ポップアップウィンドウにはすべての正しい設定が表示されます。たとえば、「Start Cylinder」の値は「hda1」の「End Cylinder」より 1 多くなければなりません。また、「End Cylinder」は /dev/hda の「End Cylinder」と同じ値にすることができます。

    ディスクの残った部分を含む拡張パーティションを作成すると、他のすべてのパーティションは、その拡張パーティションの中に作成されます。

  7. 「Create」をクリックして、新しいパーティションを作成します。

  8. 「Format」オプションの下のプルダウンメニューから「Swap」を選択します。

  9. 「End」フィールドの「+」構文で、スワップパーティションのサイズを指定します。たとえば、256M バイトの RAM システムの場合、スワップは「+ 512M バイト」と表される 512M バイトです。

  10. 「Create」をクリックして、新しいパーティションを作成します。ディスクの残り部分を含む新しいパーティションが構成されます。「Mount Point」を /usr に設定します。

  11. 「次へ」をクリックして、パーティションテーブルを保存し、「Installation Settings」画面に戻ります。