GNOME 2.2 ユーザーズガイド (Linux 版)

拡張設定

「拡張設定」タブセクションを使って、スクリーンセーバーの拡張設定を行います。

表 10–21 に、構成可能なスクリーンセーバーの拡張設定を示します。

表 10–21 スクリーンセーバーの拡張設定

設定 

機能 

「デスクトップ画像を操作対象にする」

一部のスクリーンセーバーでは、画面のスクリーンショットを撮ることができるため、そのスクリーンショットを使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。スクリーンセーバーで画面のスクリーンショットを撮る場合は、このオプションを選択する 

「ビデオ入力を操作対象にする」

一部のスクリーンセーバーでは、ビデオのフレームを取り込めるため、取り込んだ画像を使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。システムにビデオキャプチャカードがある場合、このオプションを選択すると、スクリーンセーバーでビデオのフレームを取り込むことができる 

「画像をランダムに選択」

指定したディレクトリ内の画像をスクリーンセーバーに使用する場合に選択する。ディレクトリのパスをフィールドに入力する。または、「参照」をクリックしてダイアログを表示し、ディレクトリを選択する

「診断情報」

スクリーンセーバーの診断情報を表示する場合に選択する 

「サブプロセスのエラーを表示する」

画面上のスクリーンセーバーのサブプロセスに関連するエラーを表示する場合に選択する 

「起動時にスプラッシュスクリーンを表示する」

Xscreensaver を開始したときに、Xscreensaver が「スプラッシュ」ダイアログを表示するようにする場合に選択する

「パワーマネージメントを有効にする」

モニタの電源管理機能を有効にする場合に選択する。電源管理機能は、モニタを使用していないときの電力消費を削減する 

「スタンバイ」

モニタが予備モードになるまでの時間を指定する。モニタが待機モードになると、画面は空白になる 

「サスペンド」

モニタが省電力モードになるまでの時間を指定する 

「電源 OFF」

モニタの電源を切るまでの時間を指定する 

「カラーマップをインストールする」

スクリーンセーバーがアクティブのとき、専用のカラーマップをインストールする場合に選択する。専用のカラーマップを使用することで、特定のスクリーンセーバーディスプレイの画像品質を改善できる 

「スクリーンセーバーをフェードインする」

スクリーンセーバーを起動するときに、徐々に黒の画面を表示したい場合に選択する 

「スクリーンセーバーをフェードアウトする」

スクリーンセーバーを停止するときに、表示を徐々に黒から画面の内容へ表示したい場合に選択する 

「フェードする時間」

スクリーンセーバーを起動するときに、黒にフェードする時間を指定する