Java Desktop System Release 2 Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド

カレンダとタスクの環境設定の設定

「カレンダとタスク」設定を使用して、カレンダおよびタスクの環境設定を指定します。 次の機能領域で「カレンダとタスク」環境設定をカスタマイズできます。

一般的なカレンダとタスクの環境設定

一般的なカレンダとタスクの環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。 表 11–11に、設定可能な一般的なカレンダとタスクの環境設定を示します。

表 11–11 一般的なカレンダとタスクの環境設定

ダイアログ要素 

説明  

「タイムゾーン」

Evolution のタイムゾーンを選択します。 タイムゾーンを選択するには、グローブボタンをクリックします。 「タイムゾーンの選択」ダイアログに、世界地図が表示されます。 ダイアログを使用して、Evolution のタイムゾーンを選択します。 タイムゾーンを選択したら、「了解」をクリックします。

タイムゾーンを選択するダイアログの使用方法については、タイムゾーンの選択 を参照してください。


注 –

Evolution は、次のアプリケーションからのタイムゾーン設定を使用します。

  • Evolution.

  • Java Desktop System - Java Desktop System のタイムゾーンを設定するには、「起動」をクリックして、次に、「環境設定」-> 「システムツール」-> 「タイムゾーン」を選択します。 Java Desktop System のタイムゾーンを設定するには、root 権限を持っている必要があります。

  • Java System Calendar Server.

Evolution のリマインダが正しく機能するためには、これらすべてのアプリケーションでタイムゾーンに同じ値が設定されている必要があります。


「時刻の形式」

「カレンダ」の時間形式を選択します。 次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

  • 12時間制 (AM/PM): a.m. 形式または p.m. 形式で表示する場合は、このオプションを選択します。

  • 24時間制: 00.00 から 24.00 形式で時間を表示する場合は、このオプションを選択します。

「週の開始」

日付区画で週の始まりとして使用する曜日を選択します。  

「勤務日」

週のうち勤務日とする曜日を選択します。 ここで選択した曜日は、「平日ビュー」で表示されます。

「一日の開始」

ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、スケジュール区画の一日の始まりの時間を指定します。  

「一日の終了」

ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、スケジュール区画の一日の終わりの時間を指定します。  

「項目を削除するときに確認する」

予定およびタスクを削除したときに確認メッセージを表示する場合は、このオプションを選択します。  

「リマインダを表示する」

このオプションを選択すると、予定の前にリマインダメッセージが表示されます。 スピンボックスとドロップダウンリストを使用して、予定のどれくらい前にリマインダを表示するかを指定します。 スピンボックスを使用して数値を指定し、ドロップダウンリストを使用して時間単位を指定します。 

環境設定の表示

カレンダとタスクの表示環境設定を指定するには、「表示」タブセクションを使用します。 表 11–12に、設定可能なカレンダとタスクの表示設定を示します。

表 11–12 カレンダとタスクの表示環境設定

ダイアログ要素 

説明  

「時刻の単位」

スケジュール区画で使用する時間間隔を選択します。  

「週間と月間ビューの中にアポイントの期日を表示する」

「週間ビュー」と「月間ビュー」で予定の終了時刻を表示する場合は、このオプションを選択します。

「月間ビューでは週末を短縮する」

「月間ビュー」のスケジュール区画で土曜日と日曜日の情報を 1 つのカラムで表示するには、このオプションを選択します。

「期日ナビゲータの中に週番号を表示する」

日付区画で、その年の週番号を表示するには、このオプションを選択します。 

「今日が期限のタスクの色」

タスクが今日予定されている場合、Evolution は色付き形式でタスクを表示します。

カラー選択ボタンをクリックして、今日予定されているタスクが表示される色を変更します。 「今日が期限のタスクの色」ダイアログを使用して、色を選択します。

「期限を過ぎたタスクの色」

タスクの期日が過ぎると、Evolution は色付き形式でタスクを表示します。

カラー選択ボタンをクリックして、期日が過ぎたタスクが表示される色を変更します。 「期限が過ぎたタスクの色」ダイアログを使用して、色を選択します。

「完了したタスクを隠す期間」

このオプションを選択すると、一定時間の過ぎた完了タスクは非表示になります。 スピンボックスとドロップダウンリストを使用して、タスクが完了した後、タスクが非表示になるまでの時間を指定します。 スピンボックスを使用して数値を指定し、ドロップダウンリストを使用して時間単位を指定します。