Java Desktop System Release 2 Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド

Java System Calendar Server アカウントの構成

EvolutionJava System Calendar Server コネクタを使用すると、EvolutionJava System Calendar Server のクライアントとして使用できます。 EvolutionJava System Calendar Server アカウントを構成するには、「Evolution 設定」 ダイアログの左区画で「Sun Java System アカウント」アイコンをクリックします。 表 11–13 に、Java System Calendar Server アカウント設定を構成するときに使用できるダイアログ要素の一覧を示します。

表 11–13 Calendar Server アカウントの構成に使用する要素

ダイアログ要素 

説明  

アカウント表  

この表は、Calendar Server アカウントを一覧します。 アカウントをダブルクリックしてそのアカウントを編集します。

「新規」

このボタンをクリックして、Calendar Server アカウントを追加します。 「新規アカウントを追加」ダイアログを使用して、新しい Calendar Server アカウントを追加します。

Calendar Server アカウントの追加方法の詳細については、Java System Calendar Server アカウントを追加するを参照してください。

「編集」

Calendar Server アカウントを編集するには、アカウント表でアカウントを選択して、「編集」ボタンをクリックします。

「削除」

Calendar Server アカウントを削除するには、アカウント表でアカウントを選択して、「削除」ボタンをクリックします。 確認ダイアログが表示されます。 確認ダイアログの「削除」をクリックして、アカウントを削除します。

Java System Calendar Server アカウントを追加する

次の手順を実行します。

  1. 「ツール」->「設定」を選択します。

  2. 「Evolution 設定」ダイアログの左区画で「Sun Java System アカウント」をクリックします。 Calendar Server アカウントの表が、右区画に表示されます。

  3. 「追加」をクリックします。 「新規アカウントを追加」ダイアログが表示されます。

  4. 「新規アカウントを追加」ダイアログに Calendar Server アカウント情報を入力します。 次の表は、「新規アカウントを追加」ダイアログの要素を説明しています。

    要素 

    説明  

    「アカウント名」

    短いアカウント名を入力します。 

    「プロトコル」

    ドロップダウンリストから次のプロトコルのどれか 1 つを選択します。 

    • 「http:」 通常の操作の場合は、このプロトコルを選択します。

    • 「https:」 セキュリティを強化したい場合は、このプロトコルを選択します。

    指定するプロトコルがどれかわからない場合は、Calendar Server のシステム管理者に問い合わせてください。

    「サーバ」

    Calendar Server に使用するサーバーの名前を入力します。 たとえば、calendarserver.internal.company.com です。

    「ポート」

    Calendar Server 用に使用するポート番号を入力します。 「ポート」フィールドのデフォルトの値は 80 です。

    「ユーザ」

    Calendar Server へのログインに使用するユーザー名を入力します。 ユーザー名は大文字と小文字が区別されます。

    このダイアログにパスワードを入力してはなりません。 アカウントにアクセスしたときに、Calendar Server がパスワードを求めます。

    「ポーリング間隔 (分)」

    このスピンボックスを使用して、更新の有無をサーバーに確認する間隔を指定します。 

  5. 「了解」をクリックして変更を保存し、「新規アカウントを追加」ダイアログを閉じます。 EvolutionCalendar Server のアカウント情報をチェックし、これらの設定を有効にするためには Evolution の再起動が必要であることを知らせる「情報」ダイアログを表示します。

  6. Evolution を再起動します。