Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド

パネルオブジェクト

この節では、パネルに追加できるオブジェクト、およびパネルから使用できるオブジェクトについて説明します。

パネルオブジェクトを操作する

次のようにマウスボタンを使用して、パネルオブジェクトを操作できます。

左クリック

パネルオブジェクトを起動する

中央クリック

オブジェクトをグラブし、そのオブジェクトを別の場所にドラッグする

右クリック

パネルオブジェクトポップアップメニューを開く

パネルオブジェクトは、これとは異なる方法で操作します。 詳細については、パネルアプリケーションを選択するを参照してください。

パネルにオブジェクトを追加する

パネルにオブジェクトを追加するには、次のいくつかの方法があります。

オブジェクトの設定を変更する

ランチャーや引き出しなどのパネルオブジェクトには、一連の関連付けられたプロパティがあります。 設定は、各オブジェクトのタイプにより異なります。 設定は、次のような詳細を指定します。

オブジェクトの設定を変更するには、次の手順を実行します。

  1. オブジェクトを右クリックして、図 3–1 に示すパネルオブジェクトポップアップメニューを開きます。

    図 3–1 パネルオブジェクトポップアップメニュー

    パネルオブジェクトポップアップメニュー メニュー項目 設定、パネルから削除、ロック、移動

  2. 「設定」を選択します。 「設定」ダイアログを使用して、必要に応じて設定を変更します。 「設定」ダイアログ内の設定は、手順 1 で選択したオブジェクトにより異なります。

  3. 「OK」をクリックして変更を適用し、「設定」ダイアログを閉じます。

パネルオブジェクトを移動する

パネルオブジェクトはパネル内で移動することも、パネル間で移動することもできます。 また、パネルと引き出し間でオブジェクトを移動することもできます。

パネルオブジェクトを移動するには、オブジェクトを中央クリックし、ボタンを押したままそのオブジェクトを別の位置にドラッグします。 マウスの中央ボタンを放すと、そのオブジェクトが新しい位置に固定されます。

または、パネルオブジェクトポップアップメニューを使用してオブジェクトを移動することもできます。次の手順を実行します。

  1. オブジェクトを右クリックし、「移動」を選択します。

  2. オブジェクトの新しい位置をポイントし、任意のマウスボタンをクリックしてその位置にオブジェクトを固定します。 移動先は、Java Desktop System 上に現在あるパネルであれば、どのパネルでもかまいません。

パネルオブジェクトを動かすと、パネル上のほかのオブジェクトの位置に影響します。 パネル上でのオブジェクトの動きを制御するには、動作モードを指定します。 動作モードを指定するには、パネルオブジェクトを移動するときに次のいずれかのキーを押します。

キー 

動作モード 

説明 

キー無し 

スイッチ動作 

オブジェクトは、ほかのパネルオブジェクトと位置が入れ替わる。 スイッチ動作は、デフォルトの動作モード 

Alt キー

フリー動作 

オブジェクトは、パネル上のほかのパネルオブジェクトを飛び越えて、次の空きスペースに移動する 

Shift キー

プッシュ動作 

オブジェクトは、パネルに沿ってほかのパネルオブジェクトをプッシュする 

パネルオブジェクトをロックする

パネルオブジェクトをロックして、パネル上のオブジェクトの位置を固定できます。 一部のパネルオブジェクトの位置を変更しないで、他のパネルオブジェクトを移動するときに、この機能が役立ちます。

パネル上のオブジェクトの位置をロックするには、オブジェクトを右クリックしてパネルオブジェクトのポップアップメニューを開き、「ロック」を選択します。 オブジェクトのロックを解除するには、そのオブジェクトを右クリックし、「ロック解除」を選択します。

パネルオブジェクトを削除する

パネルからオブジェクトを削除するには、そのオブジェクトを右クリックし、パネルオブジェクトポップアップメニューを開いて、「パネルから削除」を選択します。