Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド

スクリーンセーバーの設定

スクリーンセーバー設定ツールにアクセスするには、「起動」をクリックして、「設定」-> 「表示」-> 「スクリーンセーバー」の順に選択します。

スクリーンセーバーは、画面が使用されていないときに、画面の画像の代わりに使用されるアプリケーションです。 スクリーンセーバーは、次の方法で使用できます。

次の機能領域内では、スクリーンセーバー設定ツールの設定をカスタマイズできます。

表示モードの設定

「表示モード」タブセクションを使用すると、表示モードを設定できます。

表 8–24 に、表示モードの変更可能な設定を示します。

表 8–24 スクリーンセーバー表示モードの設定

ダイアログ要素 

説明 

「モード」

ドロップダウンリストを使用して、スクリーンセーバーの動作を指定する。 次のオプションがあります。 

  • 「スクリーンセーバーを無効化にする」: スクリーンセーバーを使用しない場合に選択する

  • 「ブランクスクリーンのみ」: 画面をロックしたときに、画面を空白にする場合に選択する

  • 「1 つのスクリーンセーバーのみ」: 画面をロックしたときに、ディスプレイリストから、単一のスクリーンセーバーディスプレイを表示する場合に選択する

  • 「ランダムなスクリーンセーバー」: 画面をロックしたときに、ディスプレイリストから無作為に選択したスクリーンセーバーディスプレイを表示する場合に選択する

ディスプレイリスト 

リストから希望のスクリーンセーバーディスプレイを選択する 

「ブランクの間隔」

最後にマウスまたはキーボードを使用してから、スクリーンセーバーを起動するまでの待ち時間を指定する 

「繰り返しの間隔」

あるスクリーンセーバーの表示から次のスクリーンセーバーの表示までの時間を指定する 

「スクリーンロックの間隔」

スクリーンセーバーが起動したあと、スクリーンロックする場合に選択する。 スピンボックスを使用して、スクリーンセーバーの起動とスクリーンロックまでの遅延時間を指定する 

「プレビュー」

このボタンをクリックすると、スクリーンセーバーディスプレイリストで選択したスクリーンセーバーディスプレイをプレビューできる。 プレビューを停止するには、任意のキーを押すか、マウスボタンをクリックする 

「設定」

このボタンをクリックすると、スクリーンセーバーディスプレイリストで選択したスクリーンセーバーディスプレイのオプションを表示できる 

拡張設定

「拡張設定」タブセクションを使用すると、スクリーンセーバーの拡張設定を設定できます。

表 8–25 に、スクリーンセーバーの変更可能な拡張設定を示します。

表 8–25 スクリーンセーバーの拡張設定

ダイアログ要素 

説明 

「デスクトップ画像を操作対象にする」

一部のスクリーンセーバーでは、画面のスクリーンショットを撮ることができるため、そのスクリーンショットを使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。 スクリーンセーバーで画面のスクリーンショットを撮る場合は、このオプションを選択する 

「ビデオ入力を操作対象にする」

一部のスクリーンセーバーでは、ビデオのフレームを取り込めるため、取り込んだ画像を使用してスクリーンセーバーディスプレイを作成できる。 システムにビデオキャプチャカードがある場合、このオプションを選択すると、スクリーンセーバーでビデオのフレームを取り込むことができる 

「画像をランダムに選択」

指定したディレクトリ内の画像をスクリーンセーバーに使用する場合に選択する。 ディレクトリのパスをフィールドに入力する。 または、「参照」をクリックしてダイアログを表示し、ディレクトリを選択する

「診断情報を詳細にする」

スクリーンセーバーの診断情報を表示する場合に選択する 

「サブプロセスのエラーを表示する」

画面上のスクリーンセーバーのサブプロセスに関連するエラーを表示する場合に選択する 

「起動時にスプラッシュスクリーンを表示する」

Xscreensaver を開始したときに、Xscreensaver が「スプラッシュ」ダイアログを表示するようにする場合に選択する

「パワーマネージメントを有効にする」

モニタの電源管理機能を有効にする場合に選択する。 電源管理機能は、モニタを使用していないときの電力消費を削減する 

「スタンバイの間隔」

モニタが待機モードになるまでの時間を指定する。 モニタが待機モードになると、画面は空白になる 

「サスペンドの間隔」

モニタが省電力モードになるまでの時間を指定する 

「電源 OFF」

モニタの電源を切るまでの時間を指定する 

「カラーマップをインストールする」

スクリーンセーバーがアクティブのとき、専用のカラーマップをインストールする場合に選択する。 専用のカラーマップを使用することで、特定のスクリーンセーバーディスプレイの画像品質を改善できる 

「ブランクするときフェードアウトする」

スクリーンセーバーを起動するときに、徐々に黒の画面を表示したい場合に選択する 

「ブランクを解除するときにフェードインする」

スクリーンセーバーを停止するときに、表示を徐々に黒から画面の内容へ表示したい場合に選択する 

「フェード時間」

スクリーンセーバーを起動するときに、黒にフェードする時間を指定する