この節では、ウィンドウとワークスペースの操作に使用できるメニューおよびパネルアプリケーションについて説明します。
ウィンドウメニューは、コマンドのメニューであり、ウィンドウ上での操作に使用できます。 ウィンドウメニューを開くには、次のいずれかの操作を実行します。
操作対象のウィンドウで、ウィンドウメニューボタンをクリックする
Alt + スペースバーを押す
Alt キーを押したまま、操作対象のウィンドウの任意の部分で右クリックする
表 5–2 に、ウィンドウメニューのコマンドおよびサブメニューを示します。
表 5–2 ウィンドウメニューのコマンドとサブメニュー
メニュー項目 |
機能 |
---|---|
「最小化」 |
ウィンドウを最小化する |
「最大化」または「元のサイズに戻す」 |
ウィンドウを最大化する。 ウィンドウがすでに最大化されている場合、「元のサイズに戻す」を選択するとウィンドウを元のサイズに戻す |
「最前面」 |
そのウィンドウをデスクトップの背景上で開いているほかのウィンドウの上に表示する |
「移動」 |
ウィンドウの移動に矢印キーを使用できる |
「サイズ変更」 |
ウィンドウのサイズ変更に矢印キーを使用できる |
「閉じる」 |
ウィンドウを閉じる |
「すべてのワークスペースに含める」 または「このワークスペースだけに含める」 |
ウィンドウをすべてのワークスペースに配置する。 ウィンドウがすでにすべてのワークスペースに置かれている場合、「このワークスペースだけに含める」を選択すると、現在のワークスペースにのみウィンドウを配置する |
「右のワークスペースへ移動」または「左のワークスペースへ移動」 |
ウィンドウを現在のワークスペースの右側のワークスペースに移動する。 そのウィンドウがすでにワークスペーススイッチの右側の右端のワークスペースにある場合は、「左のワークスペースへ移動」を選択して、現在のワークスペースの左側のワークスペースにウィンドウを移動する |
「別のワークスペースへ移動する」 |
ウィンドウを別のワークスペースに移動する。 ウィンドウの移動元のワークスペースをサブメニューから選択する |
ウィンドウリスト
は、開いている各アプリケーションウィンドウを示すボタンを表示します。 ウィンドウリスト
を使用して、次の作業を実行できます。
ウィンドウの最小化
ウィンドウを表すボタンをクリックします。
最小化されたウィンドウを復元する
ウィンドウを表すボタンをクリックします。
ウィンドウにフォーカスを当てる
ウィンドウを表すボタンをクリックします。
アプリケーションウィンドウを開くと、ウィンドウリスト
には、ウィンドウを表すボタンが表示されます。 ウィンドウリストボタンは、どのアプリケーションウィンドウが開いているかを示します。 ウィンドウが最小化されていたり、ほかのウィンドウと重なっていても、開いているウィンドウは表示されます。 ウィンドウリスト
は、現在のワークスペース、またはすべてのワークスペース上のウィンドウを示すボタンを表示できます。 このオプションを選択するには、ウィンドウリスト
の設定を変更する必要があります。
ウィンドウリストボタンを右クリックして、ボタンが表すウィンドウの ウィンドウメニューを開くこともできます。 ウィンドウリスト
からウィンドウメニューを開いた場合、ウィンドウメニューにはワークスペースコマンドは含まれません。 ウィンドウメニューのコマンドの詳細については、ウィンドウメニュー を参照してください。
図 5–2 に、以下に示すウィンドウを開いたときのウィンドウリスト
を示します。
gedit
辞書
GHex
GNOME 端末
パネルアプリケーションのボタンは、ウィンドウの状態を示します。 表 5–3 は、ウィンドウリストボタンが表示するウィンドウについての情報を示します。 表 5–3 の例は、図 5–2 についての説明です。
表 5–3 ウィンドウリストボタンのウィンドウの状態情報
状態 |
説明 |
例 |
---|---|---|
ボタンが押されている |
ウィンドウにフォーカスがある |
gedit |
角括弧で囲まれたウィンドウタイトル |
ウィンドウが最小化されている |
[電卓] |
ボタンは押し込まれておらず、ウィンドウタイトルは角括弧で囲まれていない |
ウィンドウが表示されており、最小化されていない |
ghex |
括弧内の数字が付いたボタン |
ボタンのグループを表すボタン |
端末 (3) |
ウィンドウリスト
は、1 つのウィンドウリストボタンの下に、同じクラスのウィンドウを表すボタンをグループ化できます。 図 5–2 の「端末」ボタンは、ボタンのグループを表します。 次の図に、ボタングループを開いたウィンドウリスト
の例を示します。
グループ内のウィンドウのリストを開くには、そのグループを表すウィンドウリストボタンをクリックします。 リスト内の項目をクリックしてウィンドウにフォーカスを移動したり、最小化したり、サイズを元に戻したりすることができます。
ボタングループ内のウィンドウのウィンドウメニューを開くには、そのグループを表すウィンドウリストボタン上で右クリックします。 グループ内のウィンドウのリストが表示されます。 グループ内のウィンドウのウィンドウメニューを開くには、リスト内の項目をクリックします。 ウィンドウリスト
からウィンドウメニュー を開いた場合、ウィンドウメニューにはワークスペースコマンドは含まれません。 ウィンドウメニューのコマンドの詳細については、ウィンドウメニュー を参照してください。
ワークスペーススイッチ
は、 図 5–3 に示すように、ワークスペースの概略を視覚的に表示します。 図 5–3 は、Java Desktop System セッションに 4 つのワークスペースがある場合のワークスペーススイッチ
を示しています。 ワークスペースは、パネルアプリケーション上でボタンとして表示されます。 ワークスペーススイッチ
の現在のワークスペースを表すボタンの背景は、強調表示されます。 図 5–3 の現在のワークスペースは、パネルアプリケーションの左端のワークスペースです。 別のワークスペースに切り替えるには、パネルアプリケーションのワークスペース上でクリックします。
ワークスペーススイッチ
は、ワークスペース上で開いているアプリケーションウィンドウとダイアログも表示します。
パネルアプリケーションは、左から右へ順番にワークスペースを表示します。 図 5–3 のパネルアプリケーションは、1 列でワークスペースを表示するように設定されています。 ワークスペースが表示される ワークスペーススイッチ
の列数は指定できます。 ワークスペーススイッチ
のデフォルトの動作を変更して、パネルアプリケーションにワークスペース名が表示されるようにすることもできます。
現在開いているすべてのウィンドウのリストを表示できます。 メニューパネルから、アクティブにするウィンドウを選択することもできます。 ウィンドウのリストを表示するには、ウィンドウセレクタ
パネルアプリケーションをクリックします。 次の図に、ウィンドウセレクタ
パネルアプリケーションの例を示します。
1 つのウィンドウにフォーカスを移動するには、ウィンドウセレクタ
パネルアプリケーションからそのウィンドウを選択します。
ウィンドウセレクタ
には、すべてのワークスペースのウィンドウがリストされます。 現在のワークスペース以外のすべてのワークスペースのウィンドウは、セパレータから下に表示されます。