Java Desktop System Release 2 システム管理

ファイル抽象レイヤー

gnome-vfs ファイル抽象レイヤーは、アプリケーションがファイルと相互に作用するための単純かつ一般化された方法を提供します。また、ファイル抽象レイヤーは、特定のメニュー構成ファイルに対応付ける URI (Uniform Resource Identifier) ロケーションを提供します。

すべてのユーザー用にメニューまたはメニュー項目を追加するには、そのメニューまたはメニュー項目を URI ロケーションの 1 つに追加する必要があります。項目を追加できるメニューと、そのメニューに対応する URI ロケーションは表 2–1 に示しています。

表 2–1 システム管理者用のメニューと URI ロケーション

メニュー 

URI ロケーション 

すべてのユーザーの「アプリケーション」メニュー

applications-all-users:///

すべてのユーザーの「設定」メニュー

preferences-all-users:///

メニューまたはメニュー項目をユーザー自身のシステムにだけ追加する場合は、それらのメニューまたはメニュー項目を他の URI ロケーションに追加する必要があります。表 2–2 は、ユーザーが項目を追加できるメニューと、それらのメニューに対応する URI ロケーションを示しています。

表 2–2 ユーザー用のメニューと URI ロケーション

メニュー 

URI ロケーション 

「アプリケーション」メニュー

applications:///

「設定」メニュー

preferences:///

ユーザーによるメニューのカスタマイズ方法については、『Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド』「メニューの操作方法」 を参照してください。