Java Desktop System Release 2 システム管理

省リソースモードを有効化して CPU 使用率を減らす

Metacity ウィンドウマネージャは、ウィンドウの移動およびサイズ変更の際にワイヤーフレームとしてウィンドウを描画するための、省リソースモードを備えています。省リソースモードが有効な場合は、ウィンドウを移動したりサイズ変更したりするとき、ウィンドウのアウトラインだけが表示されます。ウィンドウのコンテンツは、移動中やサイズの変更中に更新される必要はありません。ウィンドウのコンテンツは、移動やサイズ変更の完了時に表示されます。また、省リソースモードが有効な場合は、ウィンドウの移動およびサイズ変更時にウィンドウがアニメーション化されません。

省リソースモードを有効にするには、以下のコマンドを実行します。

# gconftool-2 --type bool --set /apps/metacity/general/reduced_resources true