ウィンドウは、ワークスペースと呼ばれる Java Desktop System のサブ領域に分割して表示されます。すべてのワークスペースのデスクトップ、パネル、メニューは同じです。ただし、各ワークスペースで異なるアプリケーションを実行したり、異なるウィンドウを開くことができます。1 度に表示できるワークスペースは 1 つだけですが、その他のワークスペースでウィンドウを開いたままにしておくことができます。
ワークスペーススイッチ
パネルアプリケーションは、ウィンドウとワークスペースの概略を視覚的に示すものです。図 4–1 を参照してください。
ワークスペースはいつでも追加できます。ワークスペースを Java Desktop System に追加するには、ワークスペーススイッチ
パネルアプリケーションを右クリックし、「設定」を選択します。「ワークスペーススイッチの設定」ダイアログが表示されます。「ワークスペースの数」スピンボックスを使用して、追加するワークスペースの数を指定します。
ウィンドウマネージャは、ウィンドウがどのように表示され、どのように動作するかを制御します。また、ウィンドウの位置とフォーカスされるウィンドウも管理します。ウィンドウフレームには、ウィンドウの移動、閉じる、サイズ変更など、標準の操作を実行できるボタンがあります。
いくつかのウィンドウマネージャ設定は、ウィンドウの動作
設定ツールで構成できます。このマニュアルでは、Metacity
ウィンドウマネージャのデフォルトの設定に関する機能について説明します。デフォルト設定は、「ウィンドウの動作」
設定ツールで指定されています。