スクリーンセーバーアプリケーションでは、1 つ以上のスクリーンセーバーディスプレイを選択できます。スクリーンセーバーディスプレイは、画面が使用されていないときに、画面上にイメージを表示するアプリケーションです。スクリーンセーバーディスプレイは、XScreenSaver ファイルと $HOME/.xscreensaver ファイルに記述されています。
新しいスクリーンセーバーディスプレイを追加するには、次の手順を実行します。
そのディスプレイ用の実行ファイルを /usr/openwin/lib/xscreensaver/hacks ディレクトリにコピーします。
スクリーンセーバーディスプレイのコマンドを XScreenSaver ファイルまたは $HOME/.xscreensaver ファイルに追加します。ウィンドウ内ではなく、全画面上でスクリーンセーバーディスプレイを実行するのに必要となる引数を含めます。たとえば、スクリーンセーバーディスプレイを全画面に表示するために、-root オプションを含める場合があります。
Sun RayTM クライアント上のすべてのユーザーのスクリーンセーバーディスプレイを無効にするには、/usr/openwin/lib/xscreensaver/hacks ディレクトリ名を hacks 以外の名前に変更します。
GNOME デスクトップでは、OpenGL
スクリーンセーバーが提供されています。OpenGL
ライブラリをインストールしているユーザーは少ないため、デフォルトでは、すべての OpenGL
スクリーンセーバーディスプレイが無効に設定されています。OpenGL
ライブラリをインストールしているユーザーは、「XScreenSaver」ダイアログを使用して、OpenGL
スクリーンセーバーディスプレイを有効に設定できます。
いくつかのスクリーンセーバーは、スクリーンの内容を表示します。セキュリティを損なわないようにするために、画面の内容を表示するスクリーンセーバーディスプレイは、Java Desktop System には含まれません。
XScreenSaver
アプリケーションの PAM (Pluggable Authentication Modules) サービス名は、dtsession です。この名前は、以前のアプリケーションとの互換性のために使用されています。