Solaris OS で複数モニターを構成する

1. 必要な場合は、2 番目のグラフィックスカードを取り付けます。

   オプションカードのインストール方法については、『Sun Ultra 27 Workstation service manual』を参照してください。

2. 1 台のモニターを各グラフィックスカードのビデオコネクタに接続し、システムを起動します。

   システムは、PCIe スロット 2 (デフォルト) に出力します。 この出力先は、「詳細 (Advanced)」メニューの「開始 (Initiate)」サブメニューの下にある「BIOS グラフィックアダプタ (BIOS Graphic Adapter)」画面で変更できます。

3. システムの起動時に、Tools and Drivers DVD を挿入して、ディレクトリを次の場所に変更します。

   /mount_point/ T&D_version_name/drivers/sx86

   ここで、mount_point は DVD のマウントポイントです。

   T&D_version_name は、Tools and Drivers DVD の名前です。

4. install.sh スクリプトを実行します。

5. install.sh スクリプトが正常に完了したら、システムを再起動します。

6. ログインします。

7. 「X サーバーのディスプレイ構成 (X Server Display Configuration)」で「マルチディスプレイモードの設定 (Set up multi-display mode)」を選択します。

8. 「適用 (Apply)」をクリックして、新しい構成で X サーバーを更新します。

9. 「X 構成ファイルに保存 (Save to X Configuration File)」をクリックし、ディスプレイ構成を /etc/X11/xorg.conf ファイルに保存します。