OS のインストール後、Tools and Drivers DVD で提供されているインストールスクリプトを実行して、OS に対応するドライバをインストールします。
Tools and Drivers DVD は、ワークステーションに付属しています。
Tools and Drivers DVD には、診断パーティションを作成し直してマウントするためのツールも含まれています。不注意で診断パーティションを消去してしまった場合以外は、これを実行する必要はありません。詳細については、『Sun Ultra 27 Workstation Service Manual』を参照してください。
Linux ドライバをインストールするには、次の手順に従います。
スーパーユーザーとしてシステムにログインします。
Tools and Drivers DVD を DVD ドライブに挿入し、次を入力します。
# cd /mountpoint/drivers/linux/operating_system
各表記の意味は次のとおりです。
mountpoint は、DVD がマウントされるディレクトリです。
operating_system は、ワークステーションにインストールされている Linux OS の種類です。
DVD が自動マウントされない場合、端末ウィンドウを開き、次のコマンドを入力して DVD をマウントします。
# mount -o ro /dev/cdrom / mountpoint
mountpoint は、OS と光学式ドライブの種類に応じたマウントポイントです。
たとえば、次のように入力します。
# mount -o ro /dev/cdrom /mnt/dvdrom
/mountpoint/drivers/linux/operating_system ディレクトリへ移動します。
各表記の意味は次のとおりです。
mountpoint は、DVD がマウントされるディレクトリです。
operating_system は、ワークステーションにインストールされている Linux OS の種類です。
たとえば、次のように入力します。
# cd /mnt/dvdrom/drivers/linux/red_hat
次のコマンドを入力して、インストールスクリプトを実行します。
# ./install.sh
X サーバーが稼動している場合、このスクリプトは実行されません。
スクリプトを終了し、エラーメッセージが表示された場合は、次の手順に従って X サーバーを無効にします。
ドライバのインストールが完了したら、DVD を取り出します。
ワークステーションを再起動します。