Oracle VM のインストールには、静的 IP アドレスが割り当てられた 2 つのシステムが必要です。一方のシステムで Oracle VM Server を実行し、もう一方のシステムで Oracle VM Manager を実行します。
Oracle VM Server を実行するシステムでは、最初にクリーンインストールを実行して、プリインストールされた OS やファームウェアレベルの RAID ボリュームを削除する必要があります。
Oracle VM Manager を実行するシステムには、次の OS のいずれかをインストールする必要があります。
Oracle Enterprise Linux Release 4.5 以降
Red Hat Enterprise Linux Release 4 以降
Oracle VM メディアセットまたはそれに相当する ISO イメージ。ISO イメージを使用すると、リモートインストールの実行や、インストール CD/DVD の作成が可能です。
Oracle VM ソフトウェアのリリースノートを確認します。 このドキュメントセットは、http://download.oracle.com/docs/cd/E15458_01/index.htm にあります。
DVD-ROM ドライブ。
注 - リモートインストールを実行する場合は、DVD-ROM ドライブ、キーボード、マウス、およびモニターを、サーバーではなくローカルシステムに接続します。また、実際の CD/DVD ではなく、ISO イメージを使用することもできます。
USB で接続したキーボードとマウス。
モニター。
ネットワークを使用したサーバーのオペレーテイングシステムの設定時に、Oracle VM Server で使用されている各ネットワークインタフェースの (OS によって割り当てられた) 論理名および物理名 (MAC アドレス) の指定が必要となる場合があります。 詳細については、『Sun Fire X4800 サーバー Linux オペレーティングシステム設置マニュアル』の「Linux OS 設定用の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定」を参照してください。