管理インタフェースで JVM コマンド行オプションを設定するには、次のタスクを実行します。
ここで値を指定することで、コマンド行 JVM オプションを追加/削除できます。
JVM オプションを追加するには、「JVM オプションを追加」ボタンをクリックします。
JVM オプションの例を次にいくつか示します。-Djava.security.auth.login.config=login.conf、-Djava.util.logging.manager=com.iplanet.ias.server.logging.ServerLogManager、および -Xms128m -Xmx256m
CLI の使用
CLI 経由で JVM オプションを追加するには、次のコマンドを実行します。
wadm> create-jvm-options --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 -Dhttp.proxyHost=proxyhost.com -Dhttp.proxyPort=8080 |
CLI リファレンスの create-jvm-options(1) を参照してください。
JVM プロファイラは、アプリケーションの最高レベルの安定性とスケーラビリティーを確実にするために、Java アプリケーションのパフォーマンスの問題、メモリーのリーク、マルチスレッドの問題、およびシステムリソース使用率の問題の診断と解決に役立ちます。
構成を選択します。
構成のリストから構成を選択します。利用可能な構成のリストを取得するには、「構成」タブをクリックします。
「Java」>「JVM 設定」タブをクリックします。
「プロファイラ」セクションの「新規」ボタンをクリックします。
次の各パラメータの値を入力します。
名前 — 新しい JVM プロファイラの簡易名を入力します。
有効 — 実行時にプロファイラを有効にするかどうかを決定します。
クラスパス — プロファイラの有効なクラスパスを入力します。(省略可能)。
ネイティブライブラリパス — 有効なネイティブライブラリパスを入力します。(省略可能)。
JVM オプション — CLI の追加の JVM オプションを指定できます。
CLI の使用
CLI 経由で JVM プロファイラを追加するには、次のコマンドを実行します。
wadm> create-jvm-profiler --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 |
CLI リファレンスの create-jvm-profiler(1) を参照してください。
JVM はデバッグモードで起動でき、JPDA (Java Platform Debugger Architecture) デバッガと接続できます。デバッグを有効にすると、ローカルとリモートのデバッグがどちらも有効になります。
Sun Java System Web Server のデバッグは JPDA ソフトウェアに基づいています。デバッグを有効にするには、次のタスクを実行します。
構成を選択します。
構成のリストから構成を選択します。利用可能な構成のリストを取得するには、「構成」タブをクリックします。
「Java」>「JVM 設定」タブをクリックします。
「Java 設定のデバッグ」で「デバッグを有効にする」チェックボックスを選択します。
必要であれば、「新規」ボタンをクリックして JVM オプションを入力します。
デフォルトの JPDA オプションは次のとおりです。
-Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=7896 |
代わりに suspend=y に使用すると、JVM は中断モードで起動され、デバッグが接続するまで中断された状態に保たれます。これは、JVM の起動後すぐにデバッグを開始したい場合に便利です。JVM をデバッガに接続するときに使用するポートを指定するには、address=port_number を指定します。デバッグオプションの一覧については、JPDA のドキュメントを確認してください。