この節では、サーブレットコンテナの構成手順について説明します。
次の表では、サーブレットコンテナのページで利用可能なパラメータについて説明します。
表 11–1 サーブレットコンテナのパラメータ
パラメータ |
説明 |
---|---|
ログレベル |
サーブレットコンテナのログの冗長レベル。値は、もっとも詳細 (もっとも冗長)、より詳細、詳細、情報、警告、失敗、構成、セキュリティー、または重大 (もっとも冗長でない) にすることができます。 |
動的再読み込み間隔 |
このパラメータは、配備済み Web アプリケーションが変更されていないかサーバーがチェックする時間間隔を定義します。値の範囲は 1 から 60 までです。ただし、動的再読み込みを無効にする場合は –1 にします。 |
匿名ロール |
すべての主体割り当てられるデフォルトまたは匿名のロールの名前。デフォルトのロールは ANYONE です。 |
サーブレットプールサイズ |
SingleThreadedServlet ごとにインスタンス化するサーブレットインスタンスの数。値の範囲は 1 から 4096 までです。 |
ディスパッチャー最大実行範囲 |
入れ子の要求ディスパッチを許可するサーブレットコンテナの最大実行範囲。値の範囲は 0 から 2147.0483647.0 までです。デフォルト値は 20 です。 |
クロスコンテキストを許可 |
要求ディスパッチに別のコンテキストへのディスパッチを許可するかどうか。デフォルト値は false です。 |
Cookie を符号化 |
サーブレットコンテナが Cookie の値を符号化するかどうか。デフォルト値は true です。 |
セッション ID を再利用 |
既存のセッション ID の番号をそのクライアントの新しいセッションを作成するときに再利用するかどうか。デフォルト値は false です。 |
セキュアセッション Cookie |
動的/True/False。このパラメータは、どのような条件下で JSESSIONID Cookie がセキュアとマークされるかを制御します。セキュリティー保護された接続 (HTTPS) で要求が受信された場合にのみ Cookie をセキュアとマークするには、「動的」(デフォルト) を使用します。 常にセキュアとマークする場合は「True」を、決してセキュアとマークしない場合は「False」を、それぞれ選択します。 |