Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

エラー応答のカスタマイズ

仮想サーバーでのエラー発生時にクライアントに詳細メッセージを送信するための、カスタムのエラー応答を指定できます。送信するファイル、実行する CGI プログラムのいずれかを指定できます。

たとえば、ある特定のディレクトリでエラーが発生した際のサーバーの動作方法を変更できます。アクセス制御によって保護されたサーバーの部分にクライアントが接続しようとした場合、アカウントの取得方法に関する情報を含むエラーファイルを返すことができます。

カスタムエラー応答を有効にするには、まず、エラーへの応答として、送信する HTML ファイル、実行する CGI プログラムのいずれかを作成する必要があります。

カスタムエラーページを追加するには、次の手順に従います。

  1. 構成」タブをクリックし、構成のリストから構成を選択します。

  2. 仮想サーバー 」サブタブをクリックし、仮想サーバーのリストから仮想サーバーを選択します。

  3. コンテンツ処理 」サブタブ、「エラーページ」サブタブを順次クリックします。

  4. 新規」ボタンをクリックしてカスタムエラーページを追加します。

    変更するエラーコードごとに、エラー応答が格納されたファイルまたは CGI への絶対パスを指定します。

  5. 了解」をクリックしてエラーページのリストに戻ります。


注 –

CLI の使用

CLI 経由でエラーページをカスタマイズするには、次のコマンドを実行します。


wadm> set-error-page --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost 
--port=8989 --config=config1 --vs=config1_vs_1 --code=500 
--error-page=/server-error-uri-new 

CLI リファレンスの set-error-page(1) を参照してください。