状況によっては、システム管理者が、ユーザードキュメントディレクトリ経由でのユーザーアカウントによるコンテンツ発行を制限したい場合があります。ユーザーの発行を制限するには、/etc/passwd ファイルで、ユーザーのホームディレクトリパスの末尾にスラッシュを追加します。
jdoe::1234:1234:John Doe:/home/jdoe:/bin/sh
これは次のようになります。
jdoe::1234:1234:John Doe:/home/jdoe/:/bin/sh
この変更が完了すると、Sun Java System Web Server は、このユーザーのディレクトリからページを提供しないようになります。この URI を要求したブラウザは「404 ファイルが見つからない」エラーを受け取り、Web サーバーのアクセスログに 404 エラーが記録されます。エラーログには何のエラーも記録されません。
あとになって、このユーザーにコンテンツ発行を許可することにした場合は、/etc/passwd エントリの末尾のスラッシュを削除したあと、Web サーバーを再起動します。