Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

Procedureドキュメントディレクトリの構成

  1. 仮想サーバーのページから「コンテンツ処理」タブをクリックします。

  2. 「ドキュメントディレクトリ」をクリックします。

  3. 「ユーザードキュメントディレクトリ」の下でユーザー URL プレフィックスを選択します。

    通常使用されるプレフィックスは ~ です。なぜなら、チルド文字が、ユーザーのホームディレクトリにアクセスするための標準 UNIX/Linux プレフィックスであるからです。

  4. HTML ファイルの検索場所として使用する、ユーザーのホームディレクトリ内のサブディレクトリを選択します。

    典型的なディレクトリは、public_html です。

  5. パスワードファイルを指定します。

    サーバーは、システム上のユーザーのリストを含むファイルをどこで検索すべきかを知る必要があります。サーバーは、このファイルを使用することで、有効なユーザー名を決定し、それらのユーザーのホームディレクトリを見つけます。システムのパスワードファイルをこの目的で使用する場合、サーバーは標準ライブラリ呼び出しを使ってユーザーの検索を行います。あるいは、別のユーザーファイルをユーザー検索用として作成することもできます。そのユーザーファイルは、絶対パスを使って指定できます。

    ファイル内の各行が次の構造になるようにしてください (/etc/passwd ファイル内の不要な要素は * で示してある)。

    username:*:*:groupid:*:homedir:*

  6. 起動時にパスワードデータベースを読み込むかどうかを選択します。

  7. 「保存」をクリックします。

    詳細については、「ユーザードキュメントディレクトリ」ページに対するオンラインヘルプを参照してください。

    ユーザーに個別のディレクトリを割り当てるための、もう 1 つの方法は、すべてのユーザーが変更可能な中央ディレクトリへの URL マッピングを作成することです。