Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド

構成の管理

構成の作成

Web Server を使い始めるには、構成を作成する必要があります。

新しい構成を作成するには、次のタスクを実行します。

  1. 構成」タブをクリックします。

  2. 「新規」ボタンをクリックします。

構成作成時に利用可能な設定を案内するウィザードが表示されます。次の各節では、各ウィザードページで利用可能なフィールドについて説明します。

手順 1 – 構成の情報を設定します

このウィザードページでは、新しい構成の全般情報を設定できます。

このウィザードページで設定するパラメータは、次のとおりです。

手順 2 — 構成のリスナーを作成します

このウィザードページでは、新しい構成の HTTP リスナーのプロパティーを設定できます。

このウィザードページで設定するパラメータは、次のとおりです。

手順 3 — Java、CGI、および SHTML を構成します。

このウィザードページでは、Java/CGI と SHTML に関するプロパティーを構成できます。

このウィザードページで設定するパラメータは、次のとおりです。

構成の復元

この節では、以前に配備した構成を復元する方法について説明します。


注 –

復元できるのは、最近の 7 つの構成だけです。


Procedure構成を復元する

  1. 「構成」タブをクリックします。

  2. 「一般」>「復元」サブタブをクリックします。

    構成のバックアップリストから構成を選択します。

  3. 「復元」ボタンをクリックします。

  4. 「管理コンソール」ページの右上にある「配備保留中」リンクをクリックして構成を復元します。

    新しいポップアップウィンドウが表示されます。

  5. 「配備」ボタンをクリックします。

手順 4 — インスタンスを作成します

このウィザードページでは、新しい構成のインスタンスを作成できます。

このウィザードページで設定するパラメータは、次のとおりです。


注 –

CLI の使用

CLI 経由で構成を作成するには、次のコマンドを実行します。


wadm> create-config --doc-root=[DOCROOT] --jdk-home=[JAVAHOME] 
--server-user=[SERVERUSER]  [--document-root=serverdocroot] [--platform=32|64] 
--http-port=port --server-name=servername CONFIGNAME

config1 は新しい構成の名前です。

CLI リファレンスの create-config(1) を参照してください。


サーバー構成の複製

サーバー構成をコピーして新しい構成を作成できます。新しくコピーされた構成は既存の構成と同一です。ただし、コピー元の構成がインスタンスを持っていたとしても、新しい構成はインスタンスを持ちません。

構成を複製するには、次のタスクを実行します。

  1. 構成」タブをクリックします。

  2. リストから構成を選択します。

  3. 「複製」ボタンをクリックします。

  4. ポップアップウィンドウで新しい構成の名前を入力し、「了解」をクリックします。


注 –

CLI の使用

CLI 経由でこのアクションを実行するには、次のコマンドを実行します。


wadm> copy-config --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost 
--port=8989 --config=config1 copyconfig1

copyconfig1 は新しい構成の名前です。

CLI リファレンスの copy-config(1) を参照してください。


サーバー構成の配備

構成をノードに配備するには、まず構成を作成する必要があります。

既存の構成を配備するには、次のタスクを実行します。

  1. 「構成」タブをクリックします。

  2. 構成のチェックボックスを選択することで構成を特定します。

  3. 「配備」ボタンをクリックします。

  4. 新しいウィンドウが表示されるので、「配備」ボタンをクリックして構成を配備します。

サーバー構成の削除


注 –

ある構成のインスタンスがノードに配備されている場合、その構成を削除することはできません。配備済みのインスタンスが停止中であっても、そのサーバー構成を削除することはできません。構成を削除するには、稼働中のインスタンスを停止し、その配備を取り消します。


構成を削除するには、次のタスクを実行します。

  1. 「構成」タブをクリックします。

  2. 構成のチェックボックスを選択することで構成を特定します。

  3. 「削除」ボタンをクリックします。

  4. 新しいウィンドウが表示されるので、「了解」ボタンをクリックして構成を削除します。

管理サーバーへの構成変更の適用

構成を手動で変更した場合はいつでも、次の方法で変更を管理サーバーに複製してください。

  1. 以前のバージョンの Web Server と同じ方法で、サーバーインスタンスの構成ファイルを手動で編集します (非推奨)。

  2. 管理サーバーを起動します。

  3. 変更を管理サーバーリポジトリに取り込むには、次のコマンドを実行します。


    wadm> pull-config --user=admin --config=CONFIG_NAME

注 –

構成によっては、操作には若干の時間がかかることがあります。



注 –

設定の編集には、管理コンソールまたは wadm CLI を常に使用します。pull-config を呼び出すと、<instance_dir>/config ディレクトリの内容だけが Web Server から構成ストアに取り込まれます。


サーバーからの管理ノードの削除

Procedureサーバーから管理ノードを削除する

  1. 「共通操作」ページの「ノード」タブをクリックします。

  2. 「管理ノード」を選択します。

    リストから「管理ノード」を選択します。

  3. 「削除」ボタンをクリックします。