Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド

セッションレプリケーションの有効化

クラスタのセッションレプリケーションの有効化は、管理コンソール、CLI のいずれかを使って行えます。セッションレプリケーションを有効化する前に、ブラウザの Cookie が有効になっていることを確認してください。

server.xml ファイルには、セッションレプリケーションに関する情報が含まれています。セッションレプリケーションが有効化されたサンプル server.xml ファイルを、次に示します。

<cluster>
		<local-host>hostA</local-host>
			<instance>
         <host>hostB</host>
      </instance>
      <instance>
          <host>hostC</host>
      </instance>
       <instance>
          <host>hostD</host>
      </instance>
      <instance>
           <host>hostA</host>
    <session-replication/>
</cluster>
			

次の各要素のデフォルト値を使用する場合、それらの要素のエントリは server.xml 構成ファイル内に含まれません。

Port number (デフォルトは 1099)

Protocol (デフォルトは jrmp)

Encrypted (デフォルトは false)

Getattribute Triggers Replication (デフォルトは true)

Replica Discovery MaxHops (デフォルトは –1)

Startup Discovery Timeout (デフォルトは 0。システムのタイミング取得は Java API に依存。Unix ベースでないオペレーティングシステムでは正確ではない可能性がある)

Cookie Name (デフォルトは CLUSTERSESSIONLOCATOR )

これらのセッションレプリケーションプロパティーの詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Administrator’s Configuration File Reference 』を参照してください。