クラスタのセッションレプリケーションの有効化は、管理コンソール、CLI のいずれかを使って行えます。セッションレプリケーションを有効化する前に、ブラウザの Cookie が有効になっていることを確認してください。
server.xml ファイルには、セッションレプリケーションに関する情報が含まれています。セッションレプリケーションが有効化されたサンプル server.xml ファイルを、次に示します。
<cluster> <local-host>hostA</local-host> <instance> <host>hostB</host> </instance> <instance> <host>hostC</host> </instance> <instance> <host>hostD</host> </instance> <instance> <host>hostA</host> <session-replication/> </cluster>
次の各要素のデフォルト値を使用する場合、それらの要素のエントリは server.xml 構成ファイル内に含まれません。
Port number (デフォルトは 1099) |
Protocol (デフォルトは jrmp) |
Encrypted (デフォルトは false) |
Getattribute Triggers Replication (デフォルトは true) |
Replica Discovery MaxHops (デフォルトは –1) |
Startup Discovery Timeout (デフォルトは 0。システムのタイミング取得は Java API に依存。Unix ベースでないオペレーティングシステムでは正確ではない可能性がある) |
Cookie Name (デフォルトは CLUSTERSESSIONLOCATOR ) |
これらのセッションレプリケーションプロパティーの詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Administrator’s Configuration File Reference 』を参照してください。