ドメイン管理サーバーを起動するには、デフォルトドメイン domain1 を起動します。
PATH 環境変数に、install-dir/bin/ ディレクトリを追加します。
次のコマンドを入力してサーバーを起動します。
asadmin start-domain domain1
ユーザー、管理パスワードおよびマスターパスワードの入力を求められた場合は、インストール時に使用したユーザー名とパスワードを入力します。
起動プロセスが完了すると、次のメッセージが表示されます。
ドメイン domain1 が起動しました。
各ドメインには、エンタープライズ、クラスタ、開発者という、それぞれに対応するプロファイルがあります。domain1 はデフォルトプロファイルで作成されます。このデフォルトプロファイルは、asadminenv.conf ファイルで定義される AS_ADMIN_PROFILE 変数で定義されます。3 つのプロファイルの詳細については、『Sun Java System Application Server 9.1 管理ガイド』の「使用法プロファイル」を参照してください。domain1 が開発者プロファイルで作成された場合、管理コンソールにログインしたときに、クラスタリングやノードエージェントといった機能は使用できません。クラスタやサーバーインスタンスを使用するには、create-domain コマンドを使用してクラスタプロファイルのドメインを作成します。ドメインの作成方法については、asadmin create-domain --help と入力するか、『Sun Java System Application Server 9.1 Reference Manual』にある create-domain(1) を参照してください。