管理エージェント ma コマンドの構文は、次のとおりです。
ma [common-options] [ service-options] config-file
引数の意味はそれぞれ以下のとおりです。
common-options は、「管理エージェントコマンドの構文」で説明されている 1 つ以上の共通オプションです。
service-options は、「管理エージェントコマンドの構文」で説明されている Windows サービスオプションのいずれかです。
config-file は、管理エージェント設定ファイルへのフルパスです。詳細については、「管理エージェント設定のカスタマイズ」を参照してください。
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
--define name=value-D |
プロパティー name に value を割り当てます。このプロパティーは 「設定ファイル」に定義されているプロパティーのいずれかです。このオプションは、複数回繰り返すことができます。 |
なし |
--help-? |
ヘルプ情報を表示します。 |
False |
--javahome path-j |
path にある Java Runtime 環境 (1.4 以降) を使用します。 |
なし |
--systemroot path-y |
通常は %SystemRoot% で設定されているオペレーティングシステムルートへのパス。 |
なし |
--version-V |
バージョン情報を表示します。 |
False |
表 3–2 では、管理サービスをWindows サービスとして起動するためのオプションを説明しています。-i、-r、および -s オプションは相互に排他的であるため、一度に 1 つだけを使用してください。
Windows では、設定ファイルまたはコマンド行にプロパティー値のパスを指定する際に、スペースを含むファイルパスを二重引用符 ( ") で囲んでエスケープします。コロン(:) ドライブセパレータと円記号 (\) ディレクトリセパレータは、二重引用符と円記号を用いて "\: および "\\ のようにエスケープします。
表 3–2 管理エージェントサービスオプション (Windows のみ)
オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|
--install-i |
エージェントを Windows サービスとしてインストールして、サービスを開始します。-i、-r、および -s オプションから、1 つだけを使用します。 |
False |
--name servicename-n |
ホスト上で複数のエージェントを実行している場合に、サービスに対して指定した名前を使用します。 |
HADBMgmtAgent |
--remove-r |
サービスを停止し、Windows のサービスマネージャーからエージェントを削除します。-i、-r、および -s オプションから、1 つだけを使用します。 |
False |
--service-s |
エージェントを Windows サービスとして実行します。-i、-r、および -s オプションから、1 つだけを使用します。 |
False |