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Sun ONE Identity Server 6.1 管理ガイド

第 12 章
bak2am コマンド行ツール

この章では、bak2am コマンド行ツールについて説明します。この章は、次の節で構成されています。


bak2am コマンド行実行可能ファイル

bak2am ユーティリティは IdentityServer_base/SUNWam/bin にあります。bak2am ユーティリティでは、am2back ユーティリティでバックアップした Identity Server コンポーネントを復元します。

bak2am の構文

Solaris オペレーティングシステムでの bak2am ツールの一般的な構文は次のとおりです。

./bak2am [ -v | --verbose ] -z | --gzip tar.gz ファイル

./bak2am [ -v | --verbose ] -t | --tar tar ファイル

./bak2am -h | --help

./bak2am -n | --version

Windows 2000 オペレーティングシステムで bak2am ツールを使用するための一般的な構文は次のとおりです。

bak2am [ -v | --verbose ] -d | --directory ディレクトリ名

bak2am -h | --help

bak2am -n | --version


2 連続するハイフンは、構文に示すとおりに入力する必要があります。


bak2am のオプション

--gzip バックアップ名

--gzip は、tar.gz 形式のバックアップファイルのフルパスとファイル名を指定します。デフォルトのパスは IdentityServer_base/backup です。Solaris 専用のオプションです。

--tar バックアップ名

--tar は、tar 形式のバックアップファイルのフルパスとファイル名を指定します。デフォルトのパスは IdentityServer_base/backup です。Solaris 専用のオプションです。

--verbose

--verbose は、バックアップユーティリティを冗長モードで実行するときに使用します。

--directory

--directory は、バックアップのあるディレクトリを指定します。デフォルトのパスは IdentityServer_base/backup です。Windows 2000 専用のオプションです。

--help

--help は、bak2am コマンドの構文を表示する引数です。

--version

--version は、ユーティリティ名、製品名、製品バージョン、および法律上の通知を表示する引数です。

  1. ルートユーザーでログインします。
  2. このスクリプトを実行するには、ルートユーザーのアクセス権が必要です。

  3. 入力 tar ファイルを解凍します。
  4. 入力 tar ファイルは、バックアップスクリプトの実行時に作成されています。



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