関数は、次のように呼び出します。
| INTEGER*4 chdir n = chdir( dirname ) | |||
| dirname | character | 入力 | ディレクトリ名 | 
| 戻り値 | INTEGER*4 | 出力 | n=0: 正常、n>0: エラーコード | 
例: chdir - 現在のディレクトリを MyDir に変更します。
|        INTEGER*4  chdir, n
       n =  chdir ( 'MyDir' )
       if ( n .ne. 0 ) stop 'chdir: error'
       end | 
参照: chdir(2)、cd(1)、gerror(3F) (エラーコードの解釈)
パス名は、<sys/param.h> で定義されている MAXPATHLEN より長くすることはできません。相対パス名でも、絶対パス名でもかまいません。
この関数を使用すると、装置による照会が失敗する場合があります。
いくつかの Fortran のファイル操作は、ファイルを名前で再オープンします。入出力動作中に chdir を使用すると、実行時システムが相対パス名で作成されたファイル (ファイル名を指定せずに open 文で作成されたファイルを含む) を見失ってしまうことがあります。