Sun Studio 12: Fortran ライブラリ・リファレンス

1.4.9 exit: プロセスの終了および状態の設定

サブルーチンは、次のように呼び出します。

call exit( status )

status

INTEGER*4

入力 

例: exit():


     ...
       if(dx .lt. 0.) call exit( 0 )
    ...
       end

exit はフラッシュしてからプロセスのすべてのファイルを閉じ、その親プロセスが wait を実行している場合は親プロセスに通知します。

親プロセスは status の下位 8 ビットを使用できます。この 8 ビットは左に 8 ビットシフトされ、ほかのビットはすべてゼロになります (したがって status は 256 〜 65280 の範囲になります)。この呼び出しは復帰しません。

C の関数である exit によって、最終的にシステムを終了させる前に、クリーンアップアクションが実行されることがあります。

引数なしで exit を呼び出すとコンパイル時警告メッセージが出され、自動的に引数にゼロが与えられます。参照: exit(2)、fork(2)、fork(3F)、wait(2)、wait(3F)