新しいコンパイラフラグの -xfilebyteorder は、SPARC システムと x86 システムとの間でバイナリ入出力ファイルの移動をサポートします。このフラグは、書式なし入出力ファイルのバイト順序とバイト列を特定します。
次に例を示します。
-xfilebyteorder=little4:%all,big16:20
前述のオプションは、"SCRATCH" で開くファイルを除き、Fortran ユニット 20 を除くすべてのファイルに、32 ビット x86 システム等に該当する、4 バイト境界で整列された「リトルエンディアン」データを持つよう指示します。Fortran ユニット 20 は、64 ビット SPARC システム等に該当する、64 ビットの「ビッグエンディアン」ファイルになります。
詳細は、f95(1) のマニュアルページ、および『Fortran ユーザーズガイド』を参照してください。