Sun Studio 12: Fortran プログラミングガイド

2.6 ビッグエンディアン式プラットフォームとリトルエンディアン式プラットフォーム間のバイナリ入出力

新しいコンパイラフラグの -xfilebyteorder は、SPARC システムと x86 システムとの間でバイナリ入出力ファイルの移動をサポートします。このフラグは、書式なし入出力ファイルのバイト順序とバイト列を特定します。

次に例を示します。

-xfilebyteorder=little4:%all,big16:20

前述のオプションは、"SCRATCH" で開くファイルを除き、Fortran ユニット 20 を除くすべてのファイルに、32 ビット x86 システム等に該当する、4 バイト境界で整列された「リトルエンディアン」データを持つよう指示します。Fortran ユニット 20 は、64 ビット SPARC システム等に該当する、64 ビットの「ビッグエンディアン」ファイルになります。

詳細は、f95(1) のマニュアルページ、および『Fortran ユーザーズガイド』を参照してください。