-xtarget フラグと -xchip フラグは、どちらも ultra3 と ultra3 バリアントを受け入れ、UltraSPARC-III プロセッサおよび UltraSPARC-IV プロセッサ用に最適化されたコードを生成します。最新の UltraSPARC プラットフォーム上でアプリケーションのコンパイルと実行を行うときは、-fast フラグを指定すると、そのプラットフォームに適したコンパイラ最適化オプションを自動的に選択できます。
クロスコンパイル (最新の UltraSPARC プラットフォーム以外のプラットフォームでコンパイルするが、UltraSPARC-III プロセッサで実行するためのバイナリを生成する) には、次のフラグを使用してください。
-fast -xtarget=ultra3
64 ビットコード生成用にコンパイルするには -m64 を使用してください。
最新の UltraSPARC プロセッサ用の -xtarget フラグのリストについては、『Fortran ユーザーズガイド』を参照してください。
-xprofile=collect: および -xprofile=use: を使用したパフォーマンスプロファイルは、特に UltraSPARC-III プラットフォームおよび UltraSPARC-IV プラットフォームで有効です。これは、コンパイラがもっとも頻繁に実行されるプログラムのセクションを特定し、局所的な最適化を実行して、最高のパフォーマンスを引き出すことができるからです。