Sun Studio 12: パフォーマンスアナライザ

-func

指定オブジェクトのすべての関数を一覧表示します。

-{source,src} item tag

リストされた item の注釈付きソースを示します。

-disasm item tag

リストに逆アセンブリを含めます。デフォルトでは、リストに逆アセンブリは含まれません。ソースがない場合は、コンパイラのコメントなしで逆アセンブリのリストが生成されます。

-{c,scc,dcc} com-spec

表示するコンパイラのコメントクラスを指定します。com-spec は、コロンで区切られたクラスのリストです。com-spec は、-scc オプションが使用されている場合はソースのコンパイラのコメントに、-dcc オプションが使用されている場合は逆アセンブリのコメントに、-c が使用されている場合はソースと逆アセンブリのコメントの両方に適用されます。これらのクラスについては、 「ソースリストと逆アセンブリリストを管理するコマンド」を参照してください。

コメントクラスは、デフォルト値ファイルで指定することができます。システム全体の er.rc デフォルト値ファイルが最初に読み取られ、次にユーザーのホームディレクトリの .er.rc ファイルが、存在する場合読み取られます。そして現在のディレクトリの .er.rc ファイルが読み取られます。ホームディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値はシステムのデフォルト値よりも優先し、現在のディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値は、ユーザーのホームおよびシステムのデフォルト値よりも優先します。これらのファイルは、アナライザと er_print ユーティリティーによっても使用されますが、er_src ユーティリティーが使用するのは、ソースおよび逆アセンブリのコンパイラのコメントに関する設定の部分だけです。デフォルト値ファイルの詳細については、「デフォルト値を設定するコマンド」を参照してください。er_src ユーティリティーは、デフォルト値ファイル内の scc および dcc 以外のコマンドを無視します。

-outfile filename

リストの出力用ファイル filename を開きます。デフォルトの場合、またはファイル名がダッシュ (-) の場合は、出力は stdout に書き込まれます。

-V

現在のリリースバージョンを表示します。