次のサブコマンドは、実験の格納オプションを指定します。実験がアクティブな場合は、警告メッセージが出力され、サブコマンドは無視されます。
実験を保管するためのモードを設定します。 mode には次のいずれかの値を指定できます。
on– ロードオブジェクトの通常の保管に設定します。
off– ロードオブジェクトを保管しません。
copy– 通常の保管のほかにロードオブジェクトを実験にコピーします。
異なるマシンに実験を移動するか、別のマシンから実験を読み取る場合は、ロードオブジェクトのコピーを有効にする必要があります。実験がアクティブな場合、警告が出され、このコマンドは無視されます。このコマンドを使用しても、ソースファイルまたはオブジェクトファイルは実験にコピーされません。
記録するプロファイルデータの量を value メガバイトに制限します。この制限は、時間ベースのプロファイルデータ、ハードウェアカウンタオーバーフローのプロファイルデータ、および同期待ちのトレースデータの合計に適用されますが、標本ポイントには適用されません。この制限値は概数にすぎないので、この値を超えることは可能です。
制限に達すると、それ以上のプロファイルデータは記録されませんが、実験はオープンのままで標本ポイントの記録は継続します。
記録されるデータのデフォルトの制限値は 2000M バイトです。この制限値が選択されたのは、2G バイトを超えるデータの実験をパフォーマンスアナライザが処理することができないためです。制限を外すには、value を unlimited または none に設定します。
実験の格納先を指定します。 実験がアクティブな場合、警告が出され、このコマンドは無視されます。option には次のいずれかの値を指定できます。
directory directory-name– 実験と実験グループの格納先のディレクトリを指定します。指定したディレクトリが存在しない場合、警告が出され、このサブコマンドは無視されます。
experiment experiment-name– 実験の名前を設定します。指定した実験名の末尾が .er でない場合、警告が出され、このサブコマンドは無視されます。実験名とコレクタにおける実験名の取り扱いについての詳細は、「収集データの格納場所」を参照してください。
group group-name– 実験グループの名前を設定します。指定したグループ名の末尾が .erg でない場合、警告が出され、このサブコマンドは無視されます。グループがすでに存在する場合は、実験がグループに追加されます。ディレクトリ名が store directory サブコマンドで設定され、グループ名が絶対パスでない場合、グループ名の前にディレクトリ名が付きます。