MPI の制御下で collect コマンドを使用してデータを収集するには、ClusterTools のバージョンに応じて、次の構文を使用します。
Sun HPC ClusterTools 7:
% mpirun -np n collect [collect-arguments] program-name [program-arguments] |
Sun HPC ClusterTools 6 以前:
% mprun -np n collect [collect-arguments] program-name [program-arguments] |
ここで、n は MPI で作成されるプロセス数です。この手順では、collect の n 個の個別のインスタンスが作成され、それぞれのインスタンスで実験が記録されます。実験を格納する場所と方法については、「収集データの格納場所」の節をお読みください。
さまざまな MPI ランから集めた実験結果が別々に格納されるようにするために、MPI ランごとに -g オプションで実験グループを作成することができます。実験グループはすべての MPI プロセスからアクセスできるファイルシステムに保存してください。実験グループを作成すると、1 つの MPI ランに関する複数の実験をパフォーマンスアナライザに容易に読み込むこともできます。グループを作成する代わりに、-d オプションで各 MPI ランに個別のディレクトリを指定することもできます。