「関数」タブには、関数とそのメトリックのリストが表示されます。メトリックは、実験で収集されたデータから得られます。メトリックは、排他的または包括的になります。排他的メトリックは、関数自体の中での使用を表します。包括的メトリックは、関数とその関数が呼び出したすべての関数内での使用を表します。
収集されたそれぞれの種類のデータで使用できるメトリックのリストは、collect(1) のマニュアルページを参照してください。表示されるのは、メトリックがゼロ以外の関数だけです。
時間メトリックは秒数として表示され、ミリ秒の精度で示されます。百分率は 0.01 % の精度で示されます。メトリック値が正確にゼロの場合、その時間と百分率は「0」として表示されます。値が正確にゼロではなく、精度より小さい場合、その値は「0.000」、百分率は「0.00」として表示されます。丸めのため、百分率は合計が正確に 100 % にならない場合もあります。 カウントメトリックは整数カウントとして示されます。
初めに表示されるメトリックは、収集されたデータ、および各種 .er.rc ファイルから読み取られたデフォルト設定に基づいています。パフォーマンスアナライザを最初にインストールしたときのデフォルトは、次のようになります。
ハードウェアカウンタオーバーフローのプロファイリングでは、デフォルトセットは、包括的および排他的時間 (循環カウントのカウンタの場合) またはイベントカウント (ほかのカウンタの場合) から構成されます。
複数の種類のデータが収集された場合、各種類のデフォルトのメトリックが表示されます。
表示されるメトリックは、変更または再構成できます。詳細はオンラインヘルプを参照してください。
関数を検索するには、「検索」ツールを使用します。「検索」ツールの詳細については、「テキストとデータの検索」を参照してください。
単一の関数を選択するには、その関数をクリックします。
タブ内に隣接して表示された複数の関数を選択するには、グループの最初の関数を選択したあと、Shift キーを押したままグループの最後の関数をクリックします。
タブ内に表示された隣接していない複数の関数を選択するには、グループの最初の関数を選択したあと、Ctrl キーを押したまま、追加する関数を個々にクリックして選択します。
ツールバーの「フィルタ句を構成」ボタンをクリックすると、「フィルタ」ダイアログボックスが開き、その中で「詳細」タブが選択され、「フィルタ句」テキストボックスに「関数」タブで選択された項目を反映したフィルタ句が読み込まれます。