配列は、それぞれの要素が決められた記憶順序で格納されます。各要素は実際には記憶要素の一次元の列に格納されます。
C 言語の配列は行の並びを優先して格納されます。この順序では、多次元配列における右端の添字がもっとも速く変化します。
文字列データ型は char 要素の配列になります。連結後、文字列リテラルまたはワイド文字列リテラルに指定できる最大の文字数は、4,294,967,295 個です。
スタックに割り当てられた記憶領域のサイズ制限については、「F.1 記憶装置の割り当て」を参照してください。
表 F–15 配列の型と最大の大きさ
型 |
SPARC および x86 の最大要素数 |
SPARC V9 の最大要素数 |
---|---|---|
char |
4,294,967,295 |
2,305,843,009,213,693,951 |
short |
2,147,483,647 |
1,152,921,504,606,846,975 |
int |
1,073,741,823 |
576,460,752,303,423,487 |
long |
1,073,741,823 |
288,230,376,151,711,743 |
float |
1,073,741,823 |
576,460,752,303,423,487 |
double |
536,870,911 |
288,230,376,151,711,743 |
long double |
268,435,451 |
144,115,188,075,855,871 |
536,870,911 |
288,230,376,151,711,743 |
静的および大域配列にはさらに多くの要素を格納することができます。