Sun Studio 12 Update 1: C++ ユーザーズガイド

A.2.9.1 値

次の表は、事前に定義されているマクロを示しています。これらの値は、#ifdef のようなプリプロセッサに対する条件式の中で使用できます。

表 A–2 事前定義マクロ

プラットフォーム 

マクロ名  

備考  

SPARC および x86 

__ARRAYNEW

「配列」形式の演算子 newdelete を有効にした場合に、__ARRAYNEW が定義される。詳細は -features=[no%]arraynew を参照。

 

__BUILTIN_VA_ARG_INCR

varargs.h、stdarg.hsys/varags.h のキーワードが __builtin_alloca__builtin_va_alist__builtin_va_arg_incr の場合に使用される。

 

__DATE__

 
 

__FILE__

 
 

__LINE__

 
 

__STDC__

ゼロに設定 

 

__SUNPRO_CC=0x510

__SUNPRO_CC の値はコンパイラのリリース番号を表す。

 

__SUNPRO_CC_COMPAT=4 または __SUNPRO_CC_COMPAT=5

「A.2.7 –compat[={ 4|5}]」を参照してください。

 

__TIME__

 
 

__cplusplus

 
 

__`uname -s`_`uname -r | tr . _`

uname -suname –s の出力で、uname -runame -r の出力。ピリオド (.) のような無効な文字は下線で置き換えられ、 -D_ _SunOS_5_9、および -D_ _SunOS_5_10 のようになる。

 

__unix

 
 

_BOOL

ブール型を有効にした場合に使用される。詳細は -features=[no%]bool を参照

 

_WCHAR_T

 
 

unix

相互の関連性」を参照。

SPARC 

__SUN_PREFETCH=1

 
 

__SunOS_OSversion _OSversion

 
 

__SVR4

 
 

__sparc

 
 

__sun

 
 

sparc

相互の関連性」を参照。

 

sun

相互の関連性」を参照。

SPARC v9

__sparcv9

64 ビットコンパイルモードのみ 

x86 

i386

 
 

linux

 
 

__amd64

 
 

__gnu__linux__

 
 

_ _i386

相互の関連性」を参照。

 

__linux

 
 

__linux__

 
 

__x86_64

 

=def を使用しないと、name は 1 になります。

相互の関連性

+p が使用されている場合は、sununixsparci386 は定義されません。

関連項目

-U