Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

collect ユーティリティーによる動作中のプロセスからのデータの収集

Solaris OS の場合のみ、collect ユーティリティーで -P pid オプションを使用して、指定された PID のプロセスに接続し、そのプロセスのデータを収集できます。collect コマンドのそのほかのオプションは dbx 用のスクリプトに変換され、そのスクリプトを起動してデータが収集されます。時間ベースのプロファイルデータ (-p オプション) とハードウェアカウンタオーバーフローのプロファイルデータ (-h オプション) だけを収集できます。トレースデータはサポートされていません。

-p オプションを明示的に指定せずに -h オプションを使用すると、時間ベースのプロファイルが無効となります。ハードウェアカウンタデータと時間ベースデータの両方を収集するには、-h オプションと -p オプションの両方を指定する必要があります。