時間ベースのプロファイルが OpenMP プログラムで実行される場合は、OpenMP 作業および OpenMP 待機という 2 つの追加メトリックスが提供されます。
Solaris OS では、OpenMP 作業は作業が直列または並列に実行される場合に蓄積されます。OpenMP 待機は、OpenMP ランタイムが同期化を待機している場合に蓄積し、待機が CPU 時間かスリーピングを使用しているか、または作業は並行してなされるがスレッドが CPU 上でスケジュールされていない場合に蓄積します。
Linux OS では、OpenMP 作業および OpenMP 待機は、プロセスがユーザーモードまたはシステムモードでアクティブになっている場合にのみ蓄積されます。OpenMP でビジーウェイトを行う必要があるものとして指定しないかぎり、Linux での OpenMP は有用ではありません。