Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

showleaks コマンド


注 –

showleaks コマンドは Solaris プラットフォームでのみ利用可能です。


デフォルトの簡易形式では、1 行に 1 つのリークレコードを示すレポートが出力されます。実際に発生したリークのあとに、発生する可能性のあるリークが報告されます。レポートは、リークのサイズによってソートされます。

構文

showleaks [-a] [-m m] [-n number] [-v]

ここで

-a は、これまでに発生したリークすべてを表示します (最後の showleaks コマンドを実行したあとのリークだけではなく)。

-m m は、複数のリークをまとめます。2 個以上のリークに対する割り当て時の呼び出しスタックが m 個のフレームに一致するとき、これらのリークは 1 つのリークレポートにまとめて報告されます。-m オプションを指定すると、check コマンドで指定した m の大域値が無効となります (check コマンド」参照)。

-n number は、最大 number 個のレコードをレポートに表示します。デフォルトの場合、すべてのレコードが表示されます。

-v 冗長出力を生成します。デフォルトの場合、簡易出力が表示されます。