Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

RTC を使用する場合

大量のエラーが一度に検出されないようにするには、開発サイクルの初期段階、すなわちプログラムの構成要素となる個々のモジュールを開発する段階で RTC を使用します。この各モジュールを実行する単位テストを作成し、RTC を各モジュールごとに 1 回ずつ使用して検査を行います。これにより、一度に処理するエラーの数が減ります。すべてのモジュールを統合して完全なプログラムにした場合、新しいエラーはほとんど検出されません。エラー数をゼロにしたあとでモジュールに変更を加えた場合にのみ、RTC を再度実行してください。