Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

書式を使用する

format は、dbx がアドレスの問い合わせ結果を表示するときの書式です。生成される出力は、現在の表示書式 format によって異なります。表示書式を変更する場合は、異なる format コードを使用してください。

dbx セッションの初めに設定されるデフォルトの書式は X です。このとき、16 進表記のアドレスと値が 1 ワード (32 ビット) で表示されます。次の表は、表示書式の一覧です。

アセンブラ命令として表示 

10 進表記の 16 ビット (2 バイト) で表示 

10 進表記の 32 ビット (4 バイト) で表示 

8 進表記の 16 ビット (2 バイト) で表示 

8 進表記の 32 ビット (4 バイト) で表示 

16 進表記の 16 ビット (2 バイト) で表示 

16 進表記の 32 ビット (4 バイト) で表示 (デフォルト書式) 

8 進表記のバイトで表示 

1 バイトの文字で表示 

ワイド文字列で表示 

-s 

NULL バイトで終わる文字列で表示 

ワイド文字列で表示 

単精度浮動小数点数として表示 

F, g 

倍精度浮動小数点数として表示 

拡張精度浮動小数点数として表示 

ld, lD 

10 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (D と同じ) 

lo, lO 

8 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (O と同じ) 

lx, LX 

16 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (X と同じ) 

Ld, LD 

10 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示 

Lo, LO 

8 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示 

Lx, LX 

16 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示