1 行をステップ実行します (呼び出しをステップオーバー)。関数呼び出しがステップオーバーされるマルチスレッドプログラムの場合、デッドロック状態を避けるため、その関数呼び出し中は全 LWP (軽量プロセス) が暗黙に再開されます。非活動状態のスレッドをステップ実行することはできません。
n 行をステップ実行します (呼び出しをステップオーバー)。
ステップ実行中に指定のシグナルを引き渡します。
指定のスレッドをステップ実行します。
指定の LWP をステップ実行します。関数をステップオーバーしたときに全 LWP を暗黙に再開しません。
ここで
n は、ステップ実行対象の行数です。
signal はシグナル名です。
thread_id は、スレッド ID です。
lwp_id は、LWP ID です。
明示的な thread_id または lwp_id が指定されている場合、next コマンドによる汎用のデッドロック回避は無効となります。
マシンレベルの呼び出しステップオーバーについては、「nexti コマンド」も参照してください。
軽量プロセス (LWP) の詳細については、Solaris の『マルチスレッドのプログラミング』を参照してください。