Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

構文

pathmap [-c] [-index] from to

from から to への新たなマッピングを作成します。

pathmap [-c] [-index] to

すべてのパスを to にマッピングします。

pathmap

既存のパスマッピングすべてを一覧表示します (インデックス別に)。

pathmap -s

前述と同じですが、出力を dbx によって読み込むことができます。

pathmap -d from1 from2 ...

任意のマッピングをパスごとに削除します。

pathmap -d index1 index2 ...

任意のマッピングをインデックスごとに削除します。

ここで

fromto は、ファイルパス接頭辞です。from は実行可能ファイルやオブジェクトファイルにコンパイルされたファイルパス、to はデバッグ時におけるファイルパスを示します。

from1 は、最初に削除するマッピングのファイルパスです。

from2 は、最後に削除するマッピングのファイルパスです。

index は、マッピングをリストに挿入する際に使用するインデックスを指定します。インデックスを指定しなかった場合、リスト末尾にマッピングが追加されます。

index1 は、最初に削除するマッピングのインデックスです。

index2 は、最後に削除するマッピングのインデックスです。

-c を指定すると、現在の作業用ディレクトリにもマッピングが適用されます。

-s を指定すると、dbx が読み込める出力形式で既存のマッピングがリストされます。

-d を指定すると、指定のマッピングが削除されます。